3日目後半、ぷにょさんと合流後、レンタサイクルで少し郊外の李氏古宅へ行くことにした。
すでにチャリを借りてた私は一軒教会に寄ってから、サイクル店のある駅でぷにょさんと落ち合うことに。
教会へ向かう途中、パラパラだった雨が豪雨&暴風に変わり、チャリを引きずり雨風に苦闘しながらなんとか前金天主堂に到着。
前金天主堂は台湾最大の主教座堂で、台湾初のカトリック教会かつアジア三大聖堂のひとつだそう。
1931年に再建された建物はゴシック風の格調高い外観、内部の雰囲気もすばらしい聖堂だった。
ちょうどこの日は礼拝が行われてたので内部はちらりとしか見れなかったけど。
雨はようやく小雨になりこの後、待ち合わせの駅にようやく到着、そして李氏古宅へ向けて出発した。
廃線跡のサイクリングロードをひたすら走る。
前日に煉瓦工場跡へ向かった時にも通ったこのサイクリングロードはゆったり道幅もあってとても走りやすい。
雨でもこれならなんとか行けそう
こんな水路も残されていたり
煉瓦造りの建物などもちらほら残されている。
鉄道珈琲という名のちょっとおしゃれな喫茶店なんかもあった。
途中でサイクリングロードも行き止まりになり、
更に車道へ出てチャリをこぎ続ける。
廃工場の跡、などもあった・・
この後、ぷにょさんが地図に点を打ってくれてた李氏古宅がなかなか見つからずさまよう。
現地の方に聞いてみると、バイクで先導、道案内してくれるが、やはりその名前の通りへ行ってもなく・・
諦めかけた私たちだったが、そのバイクのお兄ちゃんは執念で住民に聞き込み調査を続けてくれ、
あちこち回った後、なんと見つけてくれたのだ!
すごい!!
見つかった時には思わず二人で拍手喝采!
そのお兄ちゃんはこれくらいお安い御用とばかりさっさと去っていってしまった。
台湾の人は本当に親切な人ばかりと感激した。
門の合間から写真を撮らせてもらっていたら、番犬に牙を剥いて吠えられてしまったのだが
その声を聞きつけて出てこられた住民の方に、写真を撮らせていただけないか?お願いしてみると、
なんと快くお庭へ招き入れていただけたのだった。
日本語を話せる80歳くらいのおばあちゃんも出てきてくださった。
しばらく話してないから忘れてしまったと言われていたが、しっかりした日本語でお話することができて、
おまけにジュースやお菓子まで持ってきてくださり、すっかり長居させてもらった。
うれしいなあ。
1931年に建てられた邸宅
玄関入り口上部には漆喰の華麗な装飾もあった。
そして、そろそろおいとますることに。
記念写真を撮り、握手をし、お礼を言ってお別れした。
李氏古宅があった一帯は古い民家がいくつか集まっている地帯でもあったようで、
こんな風にアートされて民家も見られ、案内表示板も立っていた。
近くには大きな市場などもあってもっと散策したいのも山々だったが、日も暮れてレンタサイクル返却時間も迫っていたので帰途についたのだった。