夏の間は大人しくしていた京都を歩く会の皆で、秋の大人の社会見学として「資生堂ビューティーサイト」の予約をしていた。
さすがに、9月に入ったら暑さも少しはマシになるんじゃないか?と予想してたけど、全くマシになってなかった;
資生堂の茨木工場までは、友人が車を出してくれて、らくらく到着。
車から降りるとこれでもかとギラギラと照りつける太陽には、ため息しかでない・・
建物は、2020年に竣工したばかりのようで、工場と物流倉庫が一体となり、
見学者用スペースもゆったりと取られた美しい建物だった。
エントランスホールは、ガラス張り、真っ白で透明感のある空間が広がっている。
ホールの床に置かれてるのは、水滴型?のクッション。
ここで、ツアー時間まで待機。
広いホールには、吹き抜けの階段があり、
下から見上げると、2階、3階に巡らされる回廊と、階段の裏が見える美しい造り。
お水と見学のパスポートをひとつづつ頂く。
お水のパッケージもかわいい。
見学コースは、まずはホール奥のシアターへ。
この丸いシアター内で資生堂の紹介VTRを鑑賞。
3階へ上がって、ワークショップでフレグランスづくり。
フレグランス作りと言っても、このロボットにフレグランスを瓶詰してもらうだけなのだけど・・
エントランスを入ったところからほのかに香っていたアクアという名前の非売品のフレグランスをロボットに詰めてもらう。
ラベルを貼って完成。
更に、こちらのセンサリーテストラボで、
色、におい、触り心地などの製品の品質判定の仕事、官能検査を体験。
色のグラデーションの順番を並べるテストなんかは、一見どれも同じような色に見えて結構難しい。
自分は嗅覚が一番怪しかった;
化粧品の原材料の展示。
意外にも自然の植物が多いのだな。
オクラは、一番驚いた。
ネバネバ感?!
展示方法もアクリルガラスで固められていて、きれい。
3階から階段ホールを見下ろす。
複雑に交差するエスカレーターと階段。
どこから見ても美しい。
清水建設が設計施工されているようだった。
資生堂ミュージアムでは、これまでの商品や、容器デザインなどの展示が。
カリモクとコラボした家具の製造工程で出た端材を用いた木製の容器。
スノービューティーの歴代のコンパクトが美しい~
あっという間の90分で、無料なのに結構楽しめた。
その後、ランチにKino’s kitchen.樹へ。
せいろ蒸し野菜がついたランチ、チキン南蛮も美味しかった。
更に「はまカフェ」でゆっくりお茶して解散。
最近、回転すし屋さんがカフェ化していて、スィーツも充実、カフェ利用もありだそう。
たしかにお昼時間帯を外せば空いてるしいいかも。
あんな奥まった地域の製造工場が、美しくて清潔で、建物も素晴らしいなんて、予想外でした。
さすが高価格帯化粧品の工場!
人件費含め、すごい費用のかけ方やね。
せっかく私たちもハイソな素敵女子の気分になったのに、
最後ははまカフェでシメる(笑)
ほんと、見学も楽しかったけど、
建物的にも美しくて見応えあったね。
工場見学おたくとしては、
久しぶりに、無料なのに満足感ありの施設に出会えました。
はまカフェという使い方は、初めて知ったけど、なかなか使えそう?!