2日目の朝の早朝散歩で訪れてたけど、書き漏れてた聖フィリッポ教会。
昭和37年に今井兼次設計により建てられたもので、
モザイクタイルが散りばめられた双塔はまるでガウディのサグラダファミリアを彷彿とさせる。
コンクリート打ち放しの建物とは対照的な塔
塔に入れられた陶片は、豊臣秀吉のキリシタン迫害により、京都から長崎まで連行された26聖人の道のりを辿り、
各地から集められた陶片モザイクなのだそう。
茶碗やお皿がそのまま貼り付けられてるものも
早朝だったので聖堂内はまだ開いておらず、外から館内を眺めるのみ
ステンドグラス?のようなものが見える
十字架をモチーフにした窓
コンクリートの壁面に貼り付く十字架や窓など
聖フィリッポ教会の向かいにある日本二十六聖人記念館もフィリッポ教会と同じく今井兼次設計。
こちらの壁面にも陶片が抽象画のようにデザインされ貼り巡らされている。
遠目で見るとよくわからないけど近寄って見ると和風な陶器類が多い
陶片に混ざってガラス片もカラフルできれい。
こちらの記念館も、まだ開館してなかったので、後で来れれば、と思ってたけど、時間が押して結局来れずじまいに。
そして外海の帰りに最後に立ち寄った長崎大学。
正門前にある明治36年に架設された石造りの拱橋。
大正8年に建てられた長崎大学瓊林会館は現在同窓会事務局として使用されている。
当初は研究館として建てられたもの。
明治40年に建てられた煉瓦造りの経済学部倉庫
これで長崎二日間の建築巡りの旅は終了。
いつもながらとっても充実した二日間だった。