週末、福岡まで、超久々のひとり旅へ行ってきた。
福岡県大刀洗町のマジョリカタイルのある古民家再生のクラファンに支援していた友人が参加する予定だったイベントに行けなくなり、
私が代わりに行ってタイルを見てくるという大役?!を仰せつかったのだった。
建物は築120年の元酒蔵だったというもの。
洋館もついてるようだ。
そして、建物の玄関脇に、マジョリカタイルがあったー!
玄関脇の腰壁に、縦に3列、横に4列と計12枚のマジョリカタイルが貼られてた。
計測を失念してしまったが、通常のサイズよりたしか少し大き目だったような・・どのタイルもすごくきれいな状態で残されていて感激。
クラファンのプロジェクト内容は、温泉や銭湯、宿泊施設などのレジャー施設のない太刀洗町で、こちらの古民家を再生し、人が集えるような施設を作り、
町おこしをしようという趣旨。
この日は第一回目のイベントでサウナと餅つき大会、BBQが行われることになっていた。
餅つきも気になる?が、建物内に他に眠っているタイルはないのか?
が最も気になるところ。
まだ整備途中であるという内部も見せて頂きたい、とお願いして、見学させて頂いた。
土間には大きな金庫が二つ。
中心に位置する部屋は吹き抜けになっていて、2階はL字に回廊が巡らされ、
とても開放的な空間。
2階へは箱階段が設置されている。
2階から下の部屋を見下ろしたところ。
2階に巡らされている手摺。
2階奥の部屋の書院欄間にも細かい細工がされていた。
竹をモチーフにした控え目なデザインの照明も。
1階にある二間続きの広間。
部屋と部屋の間の欄間には桐と菊の透かし彫り。
奥の書院欄間には、精巧な透かし彫りも残っていた。
梅や竹が細かく表現されている。
玄関に、あんなマジョリカタイルがあるということは、ひょっとして、風呂やトイレなんかにも・・と少し期待したが、トイレはマジョリカではない
シンプルな白一色のタイルが床面に貼られていた。
もう一方はこのような薄緑色のモザイクタイルが床面と腰壁に貼られてた。
そしてふと洗面所のある扉を開けると、その床には、、
一瞬タイルーー?!となったが、さすがにこれはクッションフロアだった・・
残念;
1階の土間からは、隣の洋館への扉が。
応接室などとして使われていたんだろうか?
洋館内部も現在整備中。
床にはモザイクタイルが市松模様に貼られてた。
約500坪の敷地の中には、クラファンで募った資金により準備されたサウナも設置されていた。
この日は水着着用で利用可。
テントサウナの中はこんな感じ。
アロマの準備も。
サウナの後は水風呂も!
サウナの前の更衣室として使われていたもう一棟ある建物は、
今後宿泊施設として準備していくとのことだった。
こちらの町おこしのプロジェクトには、町内の人たちも協力されていて、
この日のイベントにも多くの方々がお手伝いに来られていた。
お餅つきをして、
鶏肉でだしをとった醤油味のこの地方のお雑煮を頂いた。
BBQは上級BBQインストラクターの資格を持った方が指導してくださった。
この迫力の肉塊!!
肉の中の温度を測る温度計もついていてとにかく本格的。
焼き上がりまでは5、6時間かかるようだけど。
私はこの肉と野菜の串刺しのお手伝いを。
この後は柳川まで行く予定もあり、電車の本数も少ないので
この肉串を頂いて、お先においとまさせて頂いた。
タイル&古民家好きの私としては、今にも壊れそうな古民家をこのように再生して、人の集まる場として活用してもらえてうれしい限り。
タイルも元々あった場所で輝いていて、よかったな。
現在のところ、主催者の方のご都合が許す限り見学は可能だそうです。
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