m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

村野藤吾建築ガイドツアー・カトリック宝塚教会

2025-02-06 | 建築巡り・街歩き【兵庫】


宝塚市役所本庁舎を見学した後はマイクロバスに乗ってカトリック宝塚教会へ移動。
こちらの教会は、2009年に2度訪れてから、久々の再訪。
カトリック宝塚教会は、1965年建築で、宝塚市庁舎より10年以上前に建てられたもの。




教会は、三角形の敷地内に建っていて、阪急電車の線路沿いから見るとハイヒールを逆さにしたような造形だけど、


正面に回り込むと、全く違う形状に。



更に真正面。
ゆるやかな弧を描く銅板貼りの屋根がかすかに見える。
コルビジェのロンシャンの礼拝堂にも影響を受けたといわれるフォルム


被昇天の聖母マリア像と内側に格子の入った窓。


住宅に囲まれた教会の周りをぐるりと一周。
家と家の間からそびえ立つ塔の銅板屋根がよく見える。


こちらは塔の背面。
まっすぐな面かと思いきや、こちらもゆるく外側に膨らんでいた。


地面と接する土台のセメント部分は、荒々しく見えるが、
人口と自然の間を表現しているのだそう。



銅製のガーゴイルも。
ガーゴイルの下には、水はけの為、石が敷き詰められていた。


地面に自然に馴染ませるような建物との繋ぎ目。
線路側の面は、防音面からも窓を覆うように深く軒が垂れ下がっている。



聖堂の入口。


聖堂内は、クジラの胎内を思わせるように大きく波打つ天井に包まれるような空間で、天井は、細くカットされたラワン材を貼り合わせて表現されている。



音響効果も考慮されていて、天井のうねりに反射する光もきれい。


祭壇には、木製の格子を背景に十字架上のキリスト。
祭壇両脇には作野丹平制作によるステンドグラスが入っている。



組み木による三層の格子は、落ち着いた和の風合い。


作野丹平のステンドグラスは、ガラスの上にガラスをトッピングしたようなフュージングのような?作品で、目黒区総合庁舎千里阪急ホテルにも作野丹平のステンドグラスが使われていたのを思い出した。


聖堂内にある椅子は、いぐさを編んだ座面のもので、長椅子ではなく
一人掛け用のラッシュチェア。


周囲の壁面の柱には、木彫りでキリストの生涯が表されている。


その上の照明が、形が可愛い上に、水玉模様とは~



祭壇から向かって左サイドは、スリットが入り、明り取りの窓が入っているが、



線路側の右サイドは、外側の深めの庇に隠れるくらいの高さに小窓が並べられていて、左右非対称の造りになっていた。
壁面もこちらは、北欧積みで積んだ煉瓦の上に白いペンキがぬられている。


二等辺三角形の建物の一つの頂点部分には、小聖堂が設けられていて、
入口は、祭壇と同じく格子のスクリーンや縦横に渡された柱で構成されていて、このアシンメトリー感がおしゃれだった。


スクリーンの足元には、石!?
何この演出は~


小聖堂内。
小さな小窓もついている。


もう一つの頂点は、2階に聖歌隊席のあるスペース。
2階へ上がる螺旋階段は、シンプルなラインの手すりが付いていた。



2階へ上がると、天井はすぐそばに。
近くで見ても細い木材が隙間なくきれいに貼られた天井だった。



2階から聖堂を見下ろす。


この日は宝塚市役所本庁舎とカトリック宝塚教会と、村野藤吾による二つの全く雰囲気の違った建物を詳細な解説付きで楽しむことができた充実のツアーだった。





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村野藤吾建築ガイドツアー・宝塚市役所本庁舎

2025-02-05 | 建築巡り・街歩き【兵庫】

先日は、行けなくなった友人の代わりに急遽、村野藤吾建築ガイドツアーに参加してきた。(自分も申し込んでいたが落選してた)
第一部は、建築家の宮本佳明さんと建築史家の笠原一人さんの講演と対談を聴講し、2部でガイドツアーへ。
ツアーは今回の講演会会場でもある宝塚市役所本庁舎から、
1980年に村野藤吾設計により完成。
現代建築ながら、ヨーロッパの古典建築的表現を取り入れた建物で、あちらこちらに村野藤吾ならではのこだわりや工夫が見られる。
プレキャストコンクリートにより造られた円柱とベランダの手すりが整然と並ぶ外観。


建物前の車寄せは、車寄せでありながらも車が寄り付きにくい位置にある不思議。


古典様式を抽象化した円柱が支えるバルコニー。









壁面は、フランス積みで貼られた濃淡のある煉瓦風のタイルが目地幅広めで使用されていた。



床からの立ち上がりは、丸くカーブが付けられていて、やわらかな見た目や掃除のしやすさが考えられている。建物内の床も同様に仕上げられていた。


1階の市民ホールへ続く美しく弧を描く螺旋階段は


一段目が宙に浮いたような演出により軽やかさが感じられ、
低めの位置に設定された踊り場や、着物の袖などが引っかからないよう
丸く収められた手摺など、合理性と美しさが兼ね備わったデザインに。



どこから見ても流れるようなラインが美しいなあ。


三本の柱で支えられた階段裏もすっきりと。


階段床周りには丸モザイクタイルが敷き詰められていた。


市民ホールから螺旋階段を見下ろす。





市民ホールは、ヨーロッパの伝統的な庁舎をイメージした象徴的空間。
回廊が巡らされ、シャンデリアが下がる。


丸い照明が放射状に付いたお花のような形のシャンデリア。
村野藤吾のこんなちょっと可愛めデザインが好き。


回廊には北欧のガーデンチェアの座面が取り払われ、背面のみ装飾として置かれていたのもとても面白かった。
二個一で等間隔に並ぶチェア。



ヘリンボーン状に貼られた一画も。
その隅にも座面のない椅子。


窓を三分割、椅子も窓幅に合わせて分割されてディスプレイされた壁面。


大和貼りと言われる和風味のある天井と間接証明。


議場。ほんのりと温かみのあるピンクの天井は、周囲は間接照明が入れられ、壁に接さず宙に浮く様な軽さが演出されている。






天井は、音響が下へ響くように、途中で少し折れ曲がる形状に。


机などの角は、全て滑らかに面取りされていて、見た目のやわらかさを感じた。



更に書類が落ちないよう、手前以外は縁がつけられ、


机や壁面などは、段差を付けて足元を細くすることで、軽やかな見た目を追求。


2階席から議場を見下ろす。



村野藤吾デザインのカウンター机。



村野藤吾デザインの椅子も。


村野藤吾の設計の中では、古典様式を抽象化し、三分割のデザイン手法があちらこちらに用いられているとのことで、こちらの窓も三分割に。


こちらの受付窓口も三分割。



ドアハンドルもそれぞれ個性的。


「牛の舌」と呼ばれるドアハンドル。


こちらもシンプルながら美しいデザイン。


特別会議室は、木目の現れたベニヤ板の壁に囲まれる。


壁と一体となった限りなくシンプルな時計。



こちらの扉内には、黒板が隠されていた。


講演会会場だった大会議室はキュビズムのような立体感のある天井が特徴的だった。

この日は、お休みだった食堂には、ブルーのタイルが貼り巡らされている。


また一度、開いてる日に訪れてみたいな。


村野藤吾建築の様々な特徴や見どころを解説して頂きながらのツアー、
とても楽しかった。
後半は、宝塚カトリック教会へ。


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室津の牡蠣食べ放題&ザッパ村

2025-02-02 | 建築巡り・街歩き【兵庫】

今年も恒例の牡蠣食べ放題へ。
両親のリクエストにより室津の瀬越海産へやってきた。



今回も、焼き牡蠣を食べ続けた後は、味変してアヒージョにして、バゲットと食べたり、、
思う存分に食べた。



カゴいっぱいの牡蠣、なくなったらお代わりも可だけど、今回は4人で食べ尽くせなかった。
お腹いっぱい、、


この日は天気も良く、ロケーションも最高で
両親も大満足してた。


その後、立ち寄りどころをGoogleマップで探していたところ、
車で30分ほどの姫路市に「ザッパ村」というちょっと惹かれる複合施設を発見したので、そちらへ向かった。



こちらの建物は、ザッパ村内のカフェ、harappa。



カフェへ入ると、階段には、なんとタイルが貼られてた。
マジョリカタイルから、銅板転写タイルまで
さまざまなデザインのものが階段の蹴込み部分に貼られてる。


全てオーナーさんのコレクションとのこと。






イギリス製の銅板転写タイルかな?
美しいな。


燕?のマジョリカタイルも。


これは初めて見るデザインのような?!


カフェ、2階の内装。
コーナー毎に少しずつ雰囲気が違っていて可愛い。



ピンクの壁に、水色の窓枠。
際どい色合いだけど、
素敵にまとまってた。



ザッパ村は、いくつかの建物が集まった小さな村といった感じで、お庭や建物が全方向かわいい。



先ほどのカフェだけでなく、そこかしこにタイルが使われてるのもタイル好きとしてはうれしい。
オーナーさんがタイル好きなんだろうな?



マジョリカタイルも無地のカラータイルの間に並べると、ひとつひとつが際立っていいなあ。




ボーダーのマジョリカタイルを縦に並べるのも素敵。



葉っぱのは、小皿だろうか?
自由な感じがおもしろい。



薔薇のプリントタイルも馴染んでる。

モルタル造形でコーナーを造られた部分もあって、古いステンドグラスなどとの組み合わせも素敵だ。


ここは、同じ模様のマジョリカタイルが贅沢に並ぶ水場のコーナー。


絵本の小屋もあった。


子どもたちがゆったりと遊べるスペースも



こちらは雑貨屋さん



玄関ポーチには、手作りで貼った感じのタイルが組み込まれてて楽しい。

モザイクタイルとガラスのカレット?との組み合わせ。




店内も素敵だった。


特にインドリボンの種類が豊富。


いいなーと思うデザインのリボンが多かった。



2階では、手作りのワークショップが行われていた。
可愛いディスプレイ。


窓周りにお花のタイル。


人懐っこい猫ちゃんもいてて、相手をしてくれた。


洋服屋さんの入口付近には、こんなモザイクタイルも敷き詰められてた。



黄色をメインに

葉っぱ型のタイルも混じり、まるで満開のミモザのよう。



看板の周りもモザイクタイル。


ザッパ村には、もう一軒カフェがあって、
その表示もモザイクタイル。


階段の蹴込みにもタイルか?とおもいきや、こちらは手描きのタイル風の絵が描き込まれてた。
とても素敵〜!


屋上にあった散水栓。
瓶のような陶器を逆さにして、タイルで装飾。


カフェharappaで食べたアフォガード。
一人ずつ生花が添えられてて和んだ。

父の頼んだコーヒーは、まるで鳥の巣のようなコースターが可愛い。


ザッパ村、ふらりと訪れたスポットだったが、思いがけず、大量のタイルに出会え、タイル使い方がそれぞれ素敵でとっても楽しめた。
新年早々、またタイルを引き寄せてしまった。


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神戸モダン建築祭2024【デザイン・クリエイティブセンター神戸&子どもの本の森】

2024-12-08 | 建築巡り・街歩き【兵庫】
相楽園から、クリエイティブセンターへ向かう途中、去年も訪れた昭和ビルの前を通りかかる。



窓の面格子も素敵だけど、階段のアール・デコの面格子がよかったから見ていこう。


細かくデザインされてる。


同じデザインで、菱形のものも。
中のデザインは、崩れず美しくまとまってる。


向かいのビルのタイルは、この前、常滑のタイル博物館の展示て見たINAXのセラミックタペストリーというタイルだった。


この色は、初めて見る色。


そしてこちらも、前回素敵だなと思ったビル。全体がブルーのタイルに囲まれている。
改めて見ると、船の形をしてるな。


横から見ると、奥行きがこんなに短かったとは。







南面は、窓も広くとられてるようだった。


所々、濃いめ色のタイルが混ざる壁面。




そしてクリエイティブセンターへやって来た。


何度も来ているビルだけど、前回見逃してた、タイルを見に。






通常、非公開エリアの北玄関へ。
床一面の布目タイルが圧巻。


茶色味がかったものと、うっすら青味がかったタイルが混在していて美しい〜


壁面は、筋目の入った型押しタイルが
一段目は縦に、2段目以降は横に貼られている。





この円柱周りのタイルの収まり具合にも萌える〜




そして、こちらも非公開の旧エレベーターの昇降機機工



最後にやって来たのは、こどもの本の森神戸。
2022年に安藤忠雄設計により建築され、神戸市に寄付されたという図書館。


大阪のこどのも本の森は、見学したことがあったが、こちらは初めて。





館内は、天井まで届く書架に本がずらりと並び、ゆったりと幅広な大階段が2階へ続く。



階段は、そのまま座って本を読むベンチにもなっている。





南面は、一面にガラス窓が入っていて明るく、本の焼けを防ぐ為に紫外線防止ガラスが入っているそう。



歩道橋のような通路で繋がれた2階。
ちなみに本棚の5段以上は、本が固定され、落ちないようになっていて、5段以上上にディスプレイされている本は、同じものが下段に置かれているという。
このような表紙を見せてのディスプレイは、好奇心が刺激されて、思わず手に取ってみたくなる。




地下の小さな子どもたちの絵本のコーナー。
こちらも階段状のベンチがあり、引き出しの中にも本が仕組まれていた。
どんな本が入っているのか?引き出しを開ける楽しみがあるのもいいな。



ゆるくカーブを描く書架。
安藤忠雄氏が青春のシンボルとしてデザインしたという青いりんごのオブジェ。


一角に、円柱状の吹き抜けの空間も。


中へ入ると、コンクリート打ち放しの空間にトップライトから光が差し込んでいた。


中央には椅子が並び、やや緊張感のある空間。
外のリラックスした雰囲気とは又違う読書スペースが提供されていた。


館内には、あちこちに素敵な椅子が配置されていて、伺ってみると、3人の作家さんによるものだとのこと。
長いベンチや、子どもたちにぴったりな低めの背もたれの可愛い椅子たち。


こちらのデザインのものもかわいいな。








遊び心か?こんな蝶の形の象嵌?が入っていたり。
木材は、地元六甲山の木材が使われているという。

これにて、神戸モダン建築祭に参加した1日が終了。
建築祭の参加物件をはしごしながら、道中にあちこち寄り道、いろんなものも発見できて楽しかった。






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神戸モダン建築祭2024【原田の森ギャラリー(建築祭外)&日本基督教団神戸教会】

2024-12-06 | 建築巡り・街歩き【兵庫】


神戸高校から王子動物園駅へ向かう途中、原田の森ギャラリーへ立ち寄る。
原田の森ギャラリーは、1970年村野藤吾設計により建築。
旧兵庫県立近代美術館として使用されてきたが、2002年に兵庫県立美術館のオープンと共にその分館、貸しギャラリーとしてオープン。
近代美術館時代に何の展覧会だったか?訪れた記憶がある・・




ファサードから少し飛び出た入口


エントランスホールは、広々とした空間に。


ガラスの仕切り壁に白いソファが


二階の会場へ向かう長いスロープ


長いスロープを一往復すると2階へ。



真っ白な壁面につく泡のような大小のドットが間接照明になり、二つの窓からも光が取り込まれている。
装飾を兼ねた素敵なデザインだな。


2階会場では、この日は書道展が開催されていた。


ロビーの天井は、星のような照明


壁に直接設置されていた時計も数字の代わりに大小の球状のものが付き、
究極のシンプルさ。


そして村野藤吾らしさがにじみ出る階段。
何本もの細いラインで構成されていて、繊細で美しい。



階段を見上げる。



各階、二つの窓から光が入り、とても明るい階段室。





外階段もついていて、美しくらせん状に弧を描いていた。


王子公園駅から花隈へ。
阪急花隈駅のタイルは、ピンクの濃淡がかわいい~






たまにえんじ色が混じっていたり。


駅を上がると、すぐのところにベトナム料理店があった。
バインミーの看板にそそられて、ここでランチしていくことに。
久々のバインミー、パンもサクサクで、美味だった~


ドリンクの代わりにチェーがあったので注文。
氷にピーナッツが意外に合って、食感もよかった。


神戸教会を目指し歩こうとしたら、目に留まった本願寺神戸別院。
ここに来るのも久しぶり。


本堂を見学させて頂く。





道を挟んで向かいのビルのタイルも気になる。


好きな風合い。


更に出くわしたマンション、エントランスの上部には、丸モザイクタイルが貼られてる。


曲面を彩るには、ぴったりなモザイクタイル。



このフォントもかわいい~


アクセサリー店のショーウィンドウが階段状の形をしていて面白かった。


貼られていたタイルも素敵だな。


そしてやってきた日本基督教団神戸教会。
1932年、原料建築事務所設計により建築。
日本最古級の現役のプロテスタント教会だそう。


スクラッチタイル貼りの外観


エントランスには、布目タイルがボーダー状のモザイクタイルと交互に貼られていて、上部は波模様のレリーフの入ったモールディングタイル。



良い風合いだなあ。


更に、扉の内側の床には、無釉モザイクタイルで花模様が描かれていた。
入口からタイル尽くしでテンション上がる。






ロビー床には、モザイクタイルで縁取りが。


ゆるい尖塔アーチを描く聖堂内は、縦長のアーチ窓とステンドグラスが入り、
シンプルで美しい空間だった。









前方の左壁面にもステンドグラスが。











神戸教会まで来たので、徒歩圏内の相楽園で特別公開中の船屋形をついでに見に行くことにした。


途中、めちゃかわいいマンションに遭遇。
シックなピンクの柱といい、マンション名のフォントといい、
なんといっても階段に貼られたお花のタイルに心をつかまれた。
このカーペットがなかったら、もっと華々しく可愛かったことだろう。


ブラウンカラーも良いなー、うっとり。


こちらは、とある邸宅前の壁に貼られていた組み絵タイル。
トルコなどの海外のものだろうか?!
カラフルで素敵な絵柄。


そして相楽園へやって来た。
庭園内には、真っ赤に紅葉している木もちらほら。





あちらに見えるは、船屋形。
江戸時代に姫路藩主が河川での遊覧用に使用していた川御座船の屋形部分。
1978年にこの地へ移築されたもの。



以前も外観は、見たことがあったが、内部を見るのは初めて。







中に入れるかと思いきや、外から中を見ながら周囲を1周回るというものだった。
内外ともに艶やかな船屋形は、すべて漆塗り。



こちらは船尾部分から覗いた様子。
春慶塗の内部は、とても艶やかで美しい。



錺金具や舞良戸という桟の間に金箔を押したものも見られ、豪華絢爛。


こちらは船頭部分から覗いた様子。



船屋形の周りをぐるりと一周した後は、庭園を一周。
この日はお庭日和でもあり、庭園散歩気持ちよかった。


茶室浣心亭


そしてここへ来たらやはり旧ハッサム邸へは寄っておこう。
1910年頃、北野異人館街に建てられた英国人貿易商、ハッサムの邸宅。





暖炉には銅板転写タイルが貼られている。


家具もそれぞれ重厚感があって、
ソファの真ん中に柱がある面白いデザインのものも。







こちらもまた銅板転写タイルが貼られた暖炉。


先ほどのとは色、デザインが少し違っていた。







漆喰装飾の展示。
シーリングメダリオンの周囲の蛇腹状型板。こんな風に型を取るんだなあ。



最後に旧小寺家厩舎へ。

ここから、建築祭公開スポットのデザイン・クリエイティブセンター神戸へ、徒歩約40分となんとか歩き圏内だったので、歩いて向かうことに。
つづく・・
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神戸モダン建築祭2024【美野丘小学校&神戸高校他】

2024-12-04 | 建築巡り・街歩き【兵庫】

今年の神戸モダン建築祭は、23日の土曜日のみ参戦。
去年見てないところを主に回ることに。
まず向かったのは、六甲の丘の上にある美野丘小学校。
六甲駅を降りて北上していると出くわしたビル。
緑が印象的な階段のフェンスや、コーナー部分の尖塔アーチのようになっている窓・・可愛い~と駆け寄る。




細かな図案の凝ったアイアンワーク。


バルコニーを支える柱と一体型になった照明。



入口のアーチにも細やかな細工。


写真を撮っていると、こちらのビルのお店の方が出勤されてきた。
可愛いビルですね~とちょっとお話。
こちらのカフェへ入って行かれた。
帰りに行けたら・・と思っていたが、違う方向だったので、機会あれば今度行ってみたいな。



昭和53年に建てられたビルのよう。


お隣のビルもなんだかただものではなさそうな?!
1階に雑貨屋さんや美容院などが入っている店舗ビルのよう。


階段を上がると、床にタイルが!
小口タイルが貼り巡らされた中に、中央に四枚一組で貼られていたタイル。
可愛い~


更に奥には、縦横6列、36枚のタイルがびっしり貼られてた。
うお~


エントランスは、白いアイアンのアーチが付けられていたり、煉瓦調の壁面、
物置なのか?緑の扉も凝っていて入口のアクセントになっている。


一部の壁面は、こんな筋の入ったタイルが貼られてたが、
これは、タイルの裏足だなと、、床のタイルを裏返して貼ってみたのだろうか?
床とはまた風合いが違っていいな。


外の壁についていた六甲パレスの看板も小ぶりだけど可愛い。


ビルの全景。
斜めの出窓やバルコニーも良い感じ。


しばらく歩くと、全面モザイクタイル貼りのビルも出現。



このクローバーという細かいモザイクタイルと縦長のモザイクタイルが帯状に交互に貼られてる。
建物の上階は、これに正方形の少し大きめのモザイクタイルが混ざる。
ビル全体モザイクというのは、なかなかないのでは?!


白いタイルと対照的な赤い扉と看板も印象的。
丸窓のショーウィンドウもいいな。


こちらもポイント的に赤が使われたマンション。
神戸のマンションやビルは、さすがおしゃれだなあ。


長~い外壁を持つ邸宅。
外壁に貼られたタイルが味わい深い。


通りがかりに教会も発見。
末日聖徒イエス・キリスト教会、モルモン教の教会のよう。
ちょうど大掃除中のようで、内部を見せて頂けた。
聖堂は、シンプルな感じでベンチは絨毯敷、屋内に天井の高いバスケットのコートなどもあって快適そうだった。(撮影禁止)


こちらのマンションもグレーのタイルに黄色が差し色の素敵デザイン。


一見普通のタイルでもこんな差し色をポイント的に入れることで
おしゃれ度が増すなあ。

あちこち立ち寄り過ぎて、まだ建築祭一軒目にたどりつかない・・
でも初めての道のりを歩きながら自分好みのポイントを見つけるのはやっぱり楽しい。
建築祭がなければ、こんな道を歩くこともなかっただろうから建築祭さまさま。


自転車でだったらここ上がれるだろうか?六甲山よりきつくない?
斜度何度?とか思いながら結構な斜面を上がりつつ見えてきた美野丘小学校。
ええっ、ここ入口じゃないの?!
ナビどおりに歩いたら裏門?を案内され、


ぐるっと回りこんでようやく受付に到着。


1956年、坂本鹿名夫設計により建てられた円形の校舎。
内部と屋上を見学させて頂けた。
内部は階段室以外は撮影禁止だったが、中央の螺旋階段を囲むように廊下、
教室が並び、各教室は扇形になっている。
ガイドさんによると、中央に屋上に抜ける吹き抜けがあることで、風通し
が横並びの校舎よりかなり良いとのこと。
又、共用部分を中央部に集約することで通常の建物より建築コストを15%も削減できた為、昭和30年代当時、流行し各地に建てられたそうだが、
増築できない為、高度経済成長期に年少人口増加で廃れていったという。
現在は全国では5校、兵庫県でも現存するのは、2校のみだそう。
こちらの学校でも、後ほどプレハブ校舎が別棟で増築されている。


見所の階段室。
屋上までの吹き抜けで光が差し込み美しい。












最上階の天井は、まるで満点の星空のよう。


全周囲窓ガラスで、とても明るい最上階。
更に天井近くに小窓までついてる。


最上階から階下を見下ろす。





そして屋上へ出る。
階段室の屋上部分。



とても良い見晴らし。
運動場の手前は、増築された校舎。

現役の円形校舎が見れて感激した~


美野丘小学校から、次なる目的地神戸高校へ。
こちらもナビどおりに向かったら、結構なアップダウンな道のりで、いい運動になった;
神戸高校旧本館は、1938年兵庫県営繕課設計により建築。
ロマネスクの古城を思わせる堂々とした佇まいにうっとり。






エントランスから見た車寄せの柱


受付の小窓?


階段ホールの照明。


すっきりとした印象のエントランスホール。


ホールの八角形の照明。


外観から想像すると、思ったより内部はすっきりとした印象。





3階の階段踊り場。
丸い照明に丸い階段親柱の装飾



この後は、王子公園駅を目指しつつ、村野藤吾の原田の森ギャラリーに寄っていくことに。
つづく・・
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神戸アートマルシェ2024&兵庫県庁

2024-04-24 | 建築巡り・街歩き【兵庫】


この日は、こだんさんにお誘い頂き、神戸アートマルシェ2024へ。
花隈駅で降りて、やって来た神戸メリケンパークオリエンタルホテル。


神戸ポートタワーが見え、
海がすぐそこで、いかにも神戸らしいスポットだが、この辺りに来たの初めてかも、、

モザイクタイルでできたオブジェもあった。






こちらは、降り立った花隈駅のタイル。
ピンク色がかわいい!
以前も、電車に乗ってて通りかかり、このタイルにつられて思わず途中下車してしまったことが。




神戸アートマルシェは、思ったよりとても楽しくて、作家さんや、ギャラリーの方々といろいろとお話しながらひとつひとつ見て回っていたら、全然時間が足りなかった。
その中から気になった作品など。
Xの自分の投稿から↓











アートマルシェを楽しんだ後は、用事のあるこだんさんと三宮で別れて、兵庫県庁まで。
平日でちょうど開館してるのと、
2026年には老朽化の為、解体されるという1号館.2号館を見ておこうとやってきた。

現在の県庁舎は5代目で、1号館は昭和41年に、2号館は昭和45年に、3号館は平成2年に、当時の営繕課長光安義光設計により建設された。





前を通る度にこの茶色のグラデーションのタイルが魅力的だなと思ってた。


タイルの質感もそれぞれ表情があっていいなあ。



正面玄関の車寄せ。
タイル貼りの柱から伸びる庇の菱形モチーフのデザインが素敵。
照明も仕込まれているみたい。



玄関ホール。
意外にシンプルな内装で、天井には、大きな四角形の照明が何ヶ所かついていた。


照明には、マーガレットのような花のレリーフが入ってた。
県花がのじぎくなので、のじぎくをモチーフにしたものだろうな。

ロビーの壁面には、大理石の象嵌作品も。


赤みを帯びた大理石に、白い大理石で抽象的な模様が嵌め込まれている。

階段ホール。




エレベーター周りに一部モザイクタイルの使われていたところも。




平成2年に建てられた3号館は残るそう。


車寄せの照明。

ロビーの天井には、三浦啓子さんのステンドグラスが全面に入っていて、とても美しい。


神戸らしい海の色がイメージされているのだろうか?ガラスの揺らぎが水の中を思わせる。
この後、道中で通った「けんもつ珈琲店」へ立ち寄った。
続く、、

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日生の牡蠣バーベキューとカキオコ&備前・cafe MUGENAN +

2024-03-31 | 建築巡り・街歩き【兵庫】



今期3回目の牡蠣を食べに、両親を連れて日生へやってきた。
ここ最近、母の病気がいろいろ発覚して、病院へ付き添うことが多くなってきたが、
まだ気力と体力のあるうちに行きたいと思う所にあちこち連れて行っておきたい。と思いつつ、ちょこちょこ出かけてる。
少し前に室津へ牡蠣の食べ放題に行ったから、カニとか別のものがいいんじゃないか?と提案したら、両親共、牡蠣がいい!と言うので、今回は、日生までやってきた。
日生へは、何度か訪れているが、18年前にも両親と訪れていて、ちょうどこのブログの1回目が日生の記事だった。


あの時と同じように、向かいの五味の市で牡蠣を買って、海の駅しおじでバーベキュー。
(前日までの要予約で90分2500円)
カゴに入った牡蠣、1番大盛りの3000円のものを買ったが、更におまけで追加してくれた。またお代わりに来ます。と言ったが4人ではこれで十分だった。


市場のお姉さんがいうには、今年は特に牡蠣が大きくて、焼いても縮まない、との言葉通り、身がすごく大きくて立派な牡蠣ばかり。


今回もアヒージョにと、オリーブオイルとニンニク、バゲット持参で。
3000円の牡蠣が食べても食べてもなくならない〜4人だと1人10個はありますよと言われてたが、もっと食べた気がする。
それに一粒が大きいので、結構すぐに満腹になった。
ひょっとして食べ放題より、効率よい?!
食べ切れなかった牡蠣は、火を通してからオリーブオイルと共に瓶に詰めて、帰ってパスタに絡めることに。


バーベキューの後は五味の市で買い物して、これまた18年前から根強く残ってたカキフライソフトを買って、後の食べる行程があるので、皆で少しずつ味見。
牡蠣フライにソフトクリームをたっぷりつけて、、と言われたけど、やっぱり別々で食べたいな。



そして、日生から以前は無人島であった鹿久居島へ渡る橋ができたとかで、車で渡ってみることに。
子供たちが小学校の頃に、この鹿久居島で縄文体験ができるというので、友人家族と1泊したことがある。
その時は、悪天候の中、小さなフェリーで渡って、転覆すんじゃないかと恐怖の体験をした記憶あり。
なつかしい、、あのまほろばの郷、調べたらまだ残ってた。



牡蠣の養殖の風景。



いいお天気で、海も空もきれい。
特に海の風景を好む父が喜んでいた。



鹿久居島の先の頭島まで橋は繋がっていて、
こんな魚のモニュメントも。


環境汚染の風刺的なモニュメントのようで、
魚の中は、漂流物らしき、様々なゴミが詰まってた。




再び本土に戻ってきて、次なるミッションのカキオコのお店へ。



日生の路地裏を入り、


「ほり」へやってきた。


さすがに1人一枚はキツいので、旦那以外、3人で2枚をシェア。


どちらかというと広島焼き風の生地に牡蠣がたっぷり入ってた。


焼いてる間に、周辺を駆け足で。


美容院の入口周りのタイルと、店名のサインも陶器でできてて良い感じ。


玄関周りに貼られてた瓦のような立体感のある形のタイル。



この後は、備前方向へ20分ほどドライブし、
備前焼の工房にあるカフェ、cafe MUGENAN +を見つけたので行ってみることに。



門が耐火煉瓦を積み上げて造られているようで、

所々に、釉薬などが貼りついた箇所が見られる。

これは、きれいだな。


山の上には、工房や窯があるよう。



薪が大量に積み重ねられている。
窯の焼成に使用される赤松の木材。
乾燥させる為に外に積み上げてるのだそう。
雨が心配だが、中までは浸透しないので大丈夫とこのと。


常滑でも見た焼酎瓶が積み重なる風景。
備前でも土管が造られてたことは伺ったことあるが、焼酎瓶も造られてたのかな?!

カフェは、門を入って手前にあった。



備前焼のショップも兼ねていてモダンな内装。


商品もモダンでおしゃれなものが多く、



備前焼は、ちょっと雰囲気重めのイメージがあったが、
可愛いケーキと合わせたら映えそう。







備前焼とドライフラワー、合うな〜


そして、こちらの備前焼を使ったスィーツがサーブされた。
かわいい〜



私はプリンに。



皆が休憩してる間に、山の上の工房へ。



登窯かと思っていたが、穴窯だそうで、三基あるとのこと。



昔、備前でも造られていた土管も並んでた。

牡蠣からカフェまで満喫できて、皆、満足して帰途へついたのだった。

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チャータードビルのギャラリーVAGUE KOBE&喫茶ポエム他

2024-02-08 | 建築巡り・街歩き【兵庫】

お茶して、そろそろ帰ろう駅に向かっていた時に、午前中ご一緒してたフォロワーさんから連絡が入り、チャータードビルの布目タイルがすごい、との情報が。

これは、行かねばなるまい、と向かった。
チャータードビル、ずっと以前に1階のカフェレストランへ行ったことがあったが、そこが閉店してからずっと閉まったままだと思ってた。
確かに1階はまだ改装中だったが、去年4階にカフェ&ギャラリーVAGUE KOBEがオープンしたのだとか。


大理石に囲まれたエントランスホール。
ここからエレベーターで4階まで。


4階のカフェ&ギャラリーは、とてもシンプルな空間になっていて、お部屋のひとつひとつがゆったりしていた。


カフェも、何もない空間にテーブルがぽつんと置かれ、お茶するのも緊張感漂うかんじ。他の部屋も贅沢にスペースが取られてた。



家具などの展示もされていて、購入もできるようだ。




旧銀行時代の名残として、マントルピースも残されてた。
木製のマントルピースは、内側にタイルが貼られている。



窯変が美しい艶やかなボーダータイル。


金庫室もあり、中の床は、モザイクタイル貼り。



そして上階のルーフトップへ。
その階段壁から、すごいボリュームの布目タイルがびっしり貼られていた。






布目タイルを縁取るように、役物タイルが巡らされ、壁の凹凸に沿って様々な形状の役物タイルが使われて、うっとり。

タイルの布目のラインも、直線ではなく、ゆらゆらと動きがあるのがとても良い。



階段壁から、廊下スペースまで贅沢に貼り巡らされるタイル。


縁の役物タイルは、青みがかり、中の布目タイルは、茶色がかっていたり、


場所によっては、青みがかっていたり、
少しずつ変化がつけられている。


ギャラリーとして使われていた部屋は、コンクリートの壁が剥き出しで、何か内装材を剥がしたような跡がそのままのような無骨な雰囲気がかっこいい。


元浴室らしき小部屋もあって、
入口は、きちんと役物タイルで縁取りされていて、

床面には、モザイクタイルが残されていた。

2パターンのモザイクタイル。



窓の外は、お隣の新港ビルディングのアール・デコの美しい塔屋がバッチリ見える素敵なロケーション。


階段室は、贅沢なことに、2階まで布目タイルが貼られてそうだった。1階は大理石。
素晴らしいタイル空間が見れてよかった〜


前後するが、チャータードビルの前にお茶休憩した喫茶ポエム。
アーケードの商店街からちょっと入った所にある可愛い喫茶店。
たまたま目に入り、入店。

レトロな店内、棚には漫画がぎっしり。
2000冊あるのだとか。






プリンと珈琲を。
なんだか特別感ある感じのプリンの器がうれしい。

この日も盛りだくさんな1日だった。





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神戸そぞろ歩きツアー&欧風料理もん&タイル巡り他

2024-02-07 | 建築巡り・街歩き【兵庫】
昨日は、フォロワーさんに情報頂き、神戸そぞろ歩きツアーに参加してきた。
いくつかの近代建築や建物のさまざまな痕跡を巡り、詳しい解説を伺いながら2時間半ほど歩いた。
著名な元実業家の邸宅跡地に建てられたマンションのアプローチに残された石垣や塀、今はなき建物の銘板など、普段は見過ごしがちなものにも注目しながらの町歩きはまた新鮮で楽しめた。
(兵庫県公館~神戸栄光教会~兵庫県庁~竹中大工道具館収蔵庫~神戸市立海外移住と文化の交流センター~現神戸外国人倶楽部~モロゾフ住宅~旧ハンター住宅跡地~JR西日本ゲストハウス~小磯良平アトリエ跡他いろいろ)


後半に訪れたモロゾフ住宅。
昭和28年建築。戦前期にモロゾフ製菓を日本人と創業し、戦後にコスモポリタンを起業したロシア人パティシエのバレンタイン・エフ・モロゾフの住居だそう。


玄関の庇の持ち送りのラインが面白いラインを描いてた。



勝手口の小さな扉と面格子。
 

この日あちこちで出会ったタイルなど、、

角という角が全部面取りされてたタイル貼りのビル。






丁寧に面取りされ貼られたタイル。




アイボリー色のこのタイルの雰囲気もよかった。



兵庫県公館の車寄せの内側両脇に三浦啓子氏のステンドグラスのロクレールが入れられていた。




兵庫県庁のタイル。
前から渋くていいなと思ってたが、後2年で建て替えされるそうなので
それまでにまたタイルをじっくり見に来よう。
外から見て、ステンドグラスの素敵な部屋?も見えた。








内科クリニックのレリーフタイル


1階はレリーフタイル、2階以上は、グリーンのタイルがバランスよく貼られてた。


三幸学園。建物が新しいようだけど、タイル貼りで、灯台を思わせるような塔や丸窓が並んでいたりと、神戸らしいかわいい建物だった。


ブルーからグレーのグラデーションが味わいのあるタイルの家。




ライト風味のある中華料理店の壁面と照明。


アール・デコチックなこんな装飾も



タイルと面格子


久しぶりに見た絵の具を散らしたような印象派タイル

優雅な弧を描いていたタイル壁のあるらせん階段。


階段周りのやきものの良い風合いのタイル

床に貼られてそうな可愛いタイルが、お店?の外壁に貼られてた。

つるんとした光沢のある斑入りタイル



色とりどりの茶碗が埋め込まれた壁面

ザラっとした粗めの土とアースカラーが素敵な床タイル

お昼は、行きたかった「欧風料理もん」へ


階段の壁面は、赤茶色のタイル貼りに。

お昼時で満席だったので、2階へ案内され、しばし待つ。

南蛮人?が描かれた照明が可愛い。


アイアンの壁掛けや照明、藤田嗣治の絵も掛けられてたり、、

順番が来て1階へ。
インテリアが可愛くて目移りする。



背後の柱の上には、船の舳先についてそうな半魚人の彫刻。


クリームコロッケの定食にした。
美味しかった。

















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