蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

マユハケオモト’15

2015-10-20 | 花鳥風月

 写真を見てください。 何とも、ひょうきんな形をした花ですね。

 一昨年(2013年)の蓼科農園収穫祭(10月)の時に、滋賀県から参加されたNさんから花が3つ咲いた
鉢植えをいただきました。 花が終った夏ころに、植え替えましたが、この時株分けをして、現在は
2鉢で咲いています。昨年も、ちょうどこの頃、ブログアップ(2014.10.21)していました。

              マユハケオモト
         

 

           アップしました。
            

 

 ネットには、次のように解説されていました。
「オモトと名前が付いてますがオモト(万年青)ではなく、ヒガンバナ科の球根植物で正式名は
ハエマンサス・アルビフロース。 秋に咲く花の形が眉刷毛(マユハケ)に似ているのでこの名前が
付きました。ハエマンサスには他に線香花火のような花が咲く、育て方の異なる品種もあるようです。」 
 線香花火のような花・・とはどのような花か、とネットを探してみましたが、探し当てることが
出来ませんでしたが、花の色がピンク色のものがあることが分かりました。

 耐寒性は強いので屋外の明るい日陰に置きっ放しです。普通の植物と違っていて、秋に花が咲き、
暑い夏が休眠期なのだそうです。植え替えなどは、この休眠期に行います。

 

 

 

 

 

 

 

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市民農園遠望  (bon)

2015-10-16 | 花鳥風月

 遠望・・というほどのことではありません。
が、面白半分に、ベランダから、道を隔てた市民農園の借りている区画(15㎡)を、コンデジの望遠で
パチリとしてみました。

 6階建の6階南側のベランダから、見下ろしたところに市民農園があります。その左スミが借りている
区画なんです。 6階ですから高さが約20m、畑までの水平距離が約40mとすれば、畑までの直線距離は
だいたい50mくらいでしょうか? 
 市民農園の今は、夏野菜が終って、いよいよ冬野菜を仕込んでいるところで、ダイコンは三浦大根と
青首ダイコン、ブロッコリー、コマツナ、ほうれん草を植えました。ブロッコリーは、ホームセンターで
苗を買ったものですが、その他はタネを蒔きました。 また、春に植えたサトイモは、もうすぐ収穫期を
迎えます。

 これらを、6階ベランダから、パチリトした写真を以下に貼り付けました。(撮影は、10月15日) 
畑の地型は、3×5mの長方形で、最初の写真のような感じです。左からその次の写真の順に奥へ伸びて
います。  

          畑全景(左下のサトイモの左は省略しています。)
              

      
       コマツナとほうれん草(寒冷紗を掛けています。右はサトイモ)
          

 

          サトイモとブロッコリー(サトイモの向こう側にブロッコリーを4株)
            (サトイモのスグ上に青首ダイコン)

 

           ダイコン(三浦大根です。手前は、タマネギの予定です。)
             

 

 コマツナ、ダイコンはタネを蒔いて、10日ほどですから間引く段階です。ブロッコリーは、すでに
しっかりと根付いている様子で頼もしい。 三浦大根の手前の畝は、現在苦土石灰をまいていて、
そろそろタマネギの苗を植え付ける段取りです。タマネギは、別に、ベランダで苗作りをしているの
ですが、かなり日数が経ちますが、まだ、10㎝くらいでひょろひょろしています。にんにくも同じ時期に
苗だしをしていますが、こちらは30㎝近くに伸びてシャキッとした葉が出ています。
なので、こちらの苗から先に、畑に植えた方が良いようです。

 皆様には、関係のない全くローカルな話で申し訳ありません。

 

 ところで、最近のカメラは、コンデジ(コンパクトデジタル)でも、すごい倍率を誇っているのが
あり、かっての望遠レンズなみ(品質は異なりますが)に、バカチョンで撮れるのですから、進歩
しましたね。驚きです。
先だっての、中秋の名月も、三脚なしで撮ったお月様も、クレーターまで見えるのですから今までは
想像できませんでした。

 で、カメラの倍率とはいったい何を言うのか? 
改めて考えてみると、“ハテ?”となり、例によって少し調べてみました。 被写体の大きさが
倍率分だけ、大きくなることではありませんね。

 ネットでいろいろ、解説が出ていますが、どれも私には難しく感じてスキット理解できたわけでは
ありませんが、大体このようなことであるらしいのです。

 つまり、一般に、100m先の物体を10m位の位置の大きさで見る時、倍率は10倍というのですね。
望遠鏡などは、この尺度でいっているようです。 カメラの場合は、光学系の倍率とデジタルズーム
倍率というのがあります。 望遠レンズなどは、光学系のみですね。最近のコンデジでは、光学系と
デジタルズームを合わせた倍率で競争しているのでしょう。

 光学系の倍率は、たとえば、レンズの焦点距離が大体50㎜が肉眼と等しい1倍とされていて、200㎜
レンズだと、200÷50=4 で4倍。 デジタル1眼レフだと基準が、30~33㎜なので、大体6倍という
計算になるそうです。
 これに対して、コンデジなど、レンズ交換なしで“ズーム”倍率というのがあります。この場合は、
撮影レンズでの焦点距離の望遠端広角端で割った数値がそのズーム倍率ということになります。
たとえば、7.9~31.6㎜のレンズだと4倍。 

 私が使ったカメラのそれは、光学系30倍(25~750㎜)、Fは、F3.2(W)-F6.9(T)で、さらに
デジタルズーム(プログレッシブファインズーム)を加味すると60倍とうたわれています。
デジタルズームは、いわゆるソフト処理による“拡大”ですから、当然画質は落ちますね(ノイズが入る)。

 それで、上の畑の写真がいったい何倍の大きさであるかは、わかりませんが、感覚的に言えば、
約50mさきのものが、大体2~3m位の大きさに見えていますから、17~25倍なんでしょうか? 
まだまだアップできるのですね。

 

 

 

 

 

 

 

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ホトトギス’15  (bon)

2015-10-12 | 花鳥風月

 今年も、少し前からホトトギス(杜鵑草)が咲いています。
今日は、体育の日です。 風もなく穏やかな秋晴れで、とても気持ちの良いお天気となりました。

 昨年も、このブログ記事アップして(2014.10.3)いますが、この山野草の名前は、鳥のホトトギス(杜鵑)
の胸の模様に似ているところからつけられたそうです。 昔の人は、どうしてこの2つを結び付けたのか? 
この花を見て、鳥のホトトギスの胸の模様に似ていると思った人は、既に鳥のほうを良く知っていた人で
あるわけですが、なんとも博学の人がいたものと改めて感心しています。

 ベランダに咲いているホトトギス       アップしました
   

 

 山野草のホトトギスは、昨年記事アップしましたので、今回は鳥の方を調べてみました。 
確かに胸元の模様は縞模様になっていますが、それほど似ているとは思えないのですね。しかし、
これに似せて“ホトトギス”と命名したのには、やはり“風流”のセンスのなせる業なのでしょう。
ついでに、(鳥の)同じホトトギス科に“カッコウ”がいて、やはり胸元には縞模様があります。
しかし、花を見てカッコウと名付けなかったのは、同じ種の“総家?”がホトトギス(ホトトギス目
ホトトギス科)だからなのでしょう。

       ホトトギス(鳥)(山と渓谷社 日本の野鳥より)
          

 

 蓼科では、K邸の周りの森に、時季ともなれば“カッコウ”が終日鳴いています。その姿は見たことは
ありませんが、何とものどかな高原の響きに包まれるのです。
しかし、ホトトギスの鳴き声はカッコウよりはるかに珍しいですね。“特許許可局”と鳴くといいますが、
そういわれればそうですね。

 鳥のホトトギスは、昔から人々の話題として登場しているのですね。夜にも鳴く鳥として、
その声が美しい故に珍重されてきたようです。

   「鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス」信長

   「鳴かぬなら 鳴かせて見せよう ホトトギス」秀吉

   「鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス」家康

 
    「ほととぎす 鳴きつる方をながむれば ただ有明けの月ぞ残れる」藤原実定
 

  最後に、山野草のホトトギスに戻って、花言葉をどうぞ~

 永遠にあなたのもの  秘めた意志  秘めた恋  恥ずかしがりや  永遠の若さ

 

鳥(ホトトギス)の鳴き声・・特許許可局

 

こちらも鳥です。

 

 

 

 

 

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秋のハナミズキ’15  (bon)

2015-10-10 | 花鳥風月

 秋のハナミズキとしては、2010.10.1にブログ記事として、赤い実を付けた写真と共に既にアップして
いました。さらに、秋の他の花たちと一緒にこのハナミズキが登場しているブログ記事を調べてみると、
なんと! 最初のを含めると3回もアップしているのです。 春の花時の記事は勿論アップしていまして、
これが5回もある・・のです。 すべてを数えると、2010年から5年間に10回もアップしているという
ことは、よほど気に入っているのかもしれません。

 で、今回は、秋の赤い実が付いた全体の写真の他に、この実そのものについて、少し述べてみたいと
思いました。 何度も変わり映えしない記事ですが、どうぞお付き合いください。

              秋のハナミズキ(2015.10.9)
           
 

赤い実のアップ             それをお皿の上に~
  
     

       花の拡大(ネット画像から)
          
              白い部分は総苞で、花は、真ん中に集まっている部分です。 

 
         タネ
          
              赤い実の皮(赤い部分)を除去しました。 

 

 このタネを、消毒して、パームに包んで冷蔵庫(冷凍ではなく)で、約60日保存して、12月頃に
取り出して土に蒔いてみようと思っています。 
 2011.6.6の記事に ”実生のハナミズキ”として、3年物をアップしていましたが、この時は、
ただ”とりまき”しただけでしたが、1本だけ成功して20センチほどに伸びましたが、その後管理が悪く
枯らしてしまったのでした。 今回は、キチットして、芽を出させようと思っているのですが、
果たしてどうなりますか・・?

  ハナミズキ(花水木、学名: Cornus florida)は、ミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属の落葉高木で、
別名、アメリカヤマボウシといいます。北アメリカ原産で、ヤマボウシの仲間ですね。秋につける
赤い果実は複合果というそうで、いくつかが集まって出来ています。(上の写真のように)。
白い花も、赤い花も実はどちらも赤です。

“日本における植栽は、1912年に当時の東京市長であった尾崎行雄が、アメリカ合衆国ワシントンD.C.へ
サクラ(ソメイヨシノ)を贈った際、1915年にその返礼として贈られたのが始まり。”は有名な話ですね。

 また、ウイキペディアには、“ハナミズキは英語では dogwood と呼ばれる。dogwood の語源には
諸説あるが、一説には17世紀頃に樹皮の煮汁がイヌの皮膚病治療に使用されたためと言われ、他には、
木製の串(英古語: dag, dog)を作る材料に使われる堅い木であったことからとも言われる。
ただし、イヌの皮膚病治療に使ったとされる dogwood は、同じミズキ科の植物でもセイヨウサンシュユと
考えられており、ハナミズキとは異なる。” の解説がありました。

 ハナミズキは、最近では、街路樹として 春先には、サクラが終った後にきれいに街を飾ってくれています。
多くの市や区の木、花に指定されていますので、みんなに愛されているのですね。 埼玉県坂戸市の
入西地区に“にっさい花みずき”という地名が、また、新潟市東区には“はなみずき”という地名が
あるそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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中秋の名月  (bon)

2015-09-28 | 花鳥風月

 旧暦での秋は、7,8,9月で、その真ん中、8月15日が中秋で、その日のお月様を“十五夜”の月として、
親しまれてきました。
 月齢では、13.8歳とありますから、満月にはもうちょっとなんですね。
今日、28日が満月なんです。

 中秋の名月(27日午後7時頃)                アップしてみました
    

 

 月々に月見る月は大けれど月見る月はこの月の月(詠み人知らず) 
ベランダで、ひとしきり眺めた後、和菓子屋で買った“月見だんご”を楽しみながら、手振れを気に
しながら撮った写真を評したりしました。
 今日の満月も、晴れのようですからもう一度楽しめますね。

  昨日、午後あたりからお天気が回復してきましたので、ベランダを見回して、被写体になるような
ものをパチリとしてみました。ヒガンバナは、残念ながらもう終わり近くなっていてショボクレテいました。
 ありきたりのものばかりですが・・並べてみます。

  レモンです。(テニスボールくらいのが4つ出来ていました。)
       

 

 百日草に偶然止まったジャノメタテハチョウ   タマスダレ
    

 

 キンモクセイ第2弾             季節外れのクチナシ
    


  
「行あきや手をひろげたる栗のいが」(芭蕉)

 

 

 

 

 

 

 

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キンモクセイ’15  (bon)

2015-09-18 | 花鳥風月

 2、3日前から、ベランダ 一面に良い香りを漂わせて、今年も小さな黄色い花をいっぱいつけていました。 
ちょっと早いのでは・・? と思って、昨年のブログを確認しましたら、確かに早く、昨年は、
9月27日ですから、10日も早い計算になります。 そういえば、サギソウも早かったし、ヤマボウシの
赤い実が出来たのも昨年は、ちょうど今頃(18日)ですから、やはり10日ほど・・。 
今年、暑かったせいですね。

 香りに誘われて、小さな花を拡大してみました。 写真は、いずれも9月16日に撮影しました。

キンモクセイ(アップ)           全体の姿・・

    


 こんなに良い香りなのに、多くの虫たちを寄せ付けず、ハナアブのなかの一部の種類だけが喜んで
この木を訪れるのだとか・・とネットにありましたが、もったいないですね。
良い香りといえば、初夏の柑橘類の香りもなかなか甲乙つけがたいですね。 季節が違っていて、
比較が難しいですが、 強いて言えば、柑橘類のそれは、もう少し甘く、若い 晴れやかな感じのようで、
キンモクセイのは、その香りがやや深みを帯びてしっとりと 齢を重ねた感じに思えますがいかがでしょうか?

  久しぶりに、トンボが来ました。都会の、ここは6階のベランダですが、じっと止まっていましたので、
無断でパチリトしました。 近寄ると、逃げるので少し離れたところから望遠で・・しかし、手振れがなく
きれいに撮れました。 フト気が付くと、シジミチョウが一羽ひらひらと飛んでいました。一円玉くらいの
小さいグレーがかったチョウですが、なかなか止まらないのであきらめていましたら、目の前で止まった
のです。これもパチリトしましたが、あまりにも小さいために、自動ピント機能が働かなかったのか、
ぼやけた影が映っただけでした。

 トンボ                 シジミチョウ
   

 

そして、季節を間違えて?いるのがありました。 八重のクチナシです。 今年、6月12日のブログに、
この花が咲いたことを記事アップしていますから、今年2度目の花になります。 一つだけではありません。
2つ目の花ですが、まだ蕾がたくさんあるので、どうしたことか、全く季節を間違えているのですね。
花の大きさも、大差ありませんから、自然界にもこんなことがあるのですね。

 クチナシ               咲き続けるルリフタモジ(おまけ)
    

 太陽を受けていると、まだ暑いですが、何とも秋の訪れを感じ、ほのぼのとする午後でした。 
豪雨などで被災された方々を思うとき、まだまだそんな気になるどころか、大変な毎日を過ごされて
いるのに・・申し訳けありません。 参院特別委員会でも混乱が続いていました。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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曇天続き  (bon)

2015-09-01 | 花鳥風月

というか、小雨交じりの寒い日が続いています。 今日から9月に入りました。

 連日、肌寒い小雨の日が続き、草花や、畑の作業が全くできず気分も晴れない毎日となっています。
調べてみましたら、この8月、東京の気候は、出だしから前半は、35℃以上の猛暑日が続き 各地で
熱中症患者が出て、
テレビでも毎回のように熱中症予防の注意が報じられていました。 それが、
8月16日から太陽が出たのは2日間だけで、
他は曇りか小雨で、8月25日以降とうもの、手のひらを返した?
ように、気温も急激に下がり、最高気温は22~3℃で、
最低は17~21℃。
今日から9月ですが、3日まで雨の予報、太陽が出るのは5日と報じられていて、しばらくは秋晴れは
望めないようです。 例年ですと9月に入っても、暑い日が続いて、朝夕に涼しい秋の入り口を感じるのに・・
どうしたことでしょう。

 ついでに、東京の過去30年のお天気出現率というのを見ますと、8月25日~31日の、晴れの日40~73%、
曇りは10~30%、雨は16~40%とありますから、殆どの日が曇りか雨だというのは、やはり異常なのかも
しれません。

 そんな中、昨日午後には、小雨も小休止しましたので、ベランダに出てみましたら、レインリリーは
揃って花が咲いていましたし、ヤマボウシは早やオレンジ色の実を付けていました。

レインリリー             ヤマボウシのオレンジ色の実
  


 サギソウは、手近かな出窓ですから、ちょこちょこと観察していましたので、この間の様子を並べて
みました。

 サギソウ地際               開花直前
  

 

 小雨に濡れて・・             2ショット
              


 また、百日草は、やはり太陽の光を受けた花の色に勝るものは無く、くすんだような色づきでも、律儀に咲いているのでした。

             百日草
               


 良いことといえば、ベランダの花たちへの水遣りが省略できることです。毎朝の日課が助かるのですね。
しかし、草引きとか、落葉や落ち花などが、濡れたりして見苦しくなり、やはり、たまに降る雨は歓迎
ですが、続くのはどうも・・。
そろそろ、秋植えの準備や、畑の土作りなどの作業が待っていますので、いいかげんにお天気になって
ほしいものですね。
 何やら愚痴っぽくなってしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

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さるすべり  (bon)

2015-08-28 | 花鳥風月

 百日紅は夏の花として、最近では、街路樹などにもなって夏の太陽に映えてきれいな景観を呈しています。
この花木、ウイキペディアによれば、ミソハギ科サルスベリ属の落葉中高木とあり、中国南部原産だそうです。

 ここまでの、サルスベリのイメージとは異なり、ベランダの、既に盛りを過ぎた盆栽仕立ての小さな
鉢物をご覧いただきます。 

         盛りを過ぎた小さなサルスベリです。
           


 ベランダには、いずれも鉢植えですが、他に1m半くらいの白い花が咲くのがあります。それは、
夏の中頃に既に花は終わって、今は、黒っぽい種が付いています。また、ピンクのやはり背丈くらいのが
ありましたが、大規模修繕の時(2年前)に枯らしてしまいました。

 で、この小さな、赤い花が咲くものが、急に寒くなり始めて、次第に花も散って寂しい限りですが、
まだ少し余韻を残しています。 夏の暑さの中で見ると、燃えるような赤い色が、カッと暑さに向かって
いるような感じがしますが、この写真でも、どことなく寂しげな、落ち行く姿が想像されます。 
しかし、誕生花としては、8月29日とありました。花言葉は、雄弁、愛嬌、不用意なのだそうです。

 早く、猛暑が終らないかなぁ、もうこりごり~ なんてちょっと前まで、そう思っていましたが、
途端に涼しくなって、肌寒さを感じ何やらさびしい、膨らんでいた風船が萎んで行くような、そんな
感じの今日この頃です。
まだ、地域によっては、30度を超えているようですが、関東では24~6℃の、すぐ先日までの最低気温より
下回っています。

 ベランダでは、まだ、百日(百日紅ではなく)が色とりどりの花を咲かせていますが、9月の中頃
ともなれば、ススキが穂を付けてきたりして、秋の景色を迎え、さわやかな風と共に気分も平常に戻り、
実り多き季節を謳歌して行くのでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

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サギソウ‘15  (bon)

2015-08-16 | 花鳥風月

 今年、何羽か白いサギソウが飛びました。
 昨年は、開花もようをブログアップしましたが、9月18日でしたから、今年は、1か月ほど開花が早い
ようです。 暑かったせいかもしれません。 
 何年か前に、直射日光は遮るようにしましたが、風通しが悪かったのか、夜間の気温が高かったようで、
全く開花しませんでした。 この経験を踏まえて、今年は窓外の花置きのところにすだれの日陰を作り、
そこを定位置としてみました。窓からすぐに見えるし、水遣りも手間いらずで、一挙両得?みたいな
感じです。

 すだれの下のサギソウ           アップです
   


このサギソウについて、ウイキペディアには次のように書かれていました。
「日当たりのよい湿地に生えるが、しばしば山野草として観賞用に栽培される。地下茎の先端に形成
される球茎によって栄養繁殖で年2~3倍程度に増殖できるため、生産業者が営利的に増殖して大量に
市場供給している。園芸店には主に消費的栽培を前提とした花付きの鉢植えが流通するが、栽培経験者
向けの未開花の苗や、一部は球根の状態でも販売される。品種によって流通価格は異なるが、野生型
あるいは普及品種であれば、1球あたり数百円以下で入手が可能である。」

 「そのように生産品の入手が容易であるにもかかわらず、保護されている自生地ですら盗掘が絶えない。
遠目にも目立つ開花期は、移植に最も不向きな時期であり、注意深く掘りあげなければ枯れてしまう。
金銭価値も乏しいことから転売目的などで採集しているとは考えにくく、無計画な“お土産採集”
“観光記念採集”が相当数あるものと推察される。開発による自生地の減少に加えて、採集圧が加わるため、
今では自生状態でみられる場所はきわめて限られる。」

「本種は市販球根を1回開花させるだけなら難しくはないが、植物ウイルスの感染による枯死がしばしば
見られ、同一個体を長年にわたって健全な状態で維持栽培するのはベテラン栽培家でも容易ではない。」

 国営昭和記念公園には自生地風の観賞用の花壇があり、毎年花期に「サギソウまつり」が開催されて
います。 私は、知人から教わり、夏のサギソウ祭り、春の講習会に参加し、それ以来ずっと毎年
チャレンジしながら楽しんでいます。

 上から                  正面
    


サギソウは、日本では環境省により、レッドリストの準絶滅危惧(NT)の指定を受けています。 
ゴルフ場や宅地開発などによる湿地の消滅、栽培目的の人為的な採集、自然遷移に伴う湿地の
乾燥化などにより、絶滅した自生地が多く個体数は減少しているという。

準絶滅危惧(NT)

   
 

また以下の都道府県で、レッドリストの指定を受けているとありました。

・絶滅(EX) - 東京都、福井県、徳島県、高知県
・野生絶滅(EW) -山梨県
・絶滅危惧IA類(CR)- 秋田県、山形県、茨城県、長野県、和歌山県、福岡県、長崎県
  -最重要保護生物(A)千葉県
  -絶滅寸前種 - 京都府、奈良県 
・絶滅危惧I類(CRまたはEN) - 宮城県、栃木県、新潟県、富山県、石川県、鳥取県、  
 島根県、 香川県、鹿児島県 
  -Aランク –岩手県
・絶滅危惧IB類(EN)- 愛媛県、宮崎県
・絶滅危惧II類(VU) -岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、岡山県、広島県、佐賀県
 熊本県 
・Bランク –兵庫県
・準絶滅危惧(NT) - 福島県 
  -希少種 – 滋賀県


    花言葉は  “夢でもあなたを想う”

 

 

 

 

 

 

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ベランダに夏来る  (bon)

2015-07-12 | 花鳥風月

 6月末あたりから、10日ほどぐずついた、気温の低い雨模様が続き、ようやく青空が戻ってお天気になると、
はや、昨日は35℃になろうかという気温でした。 太陽にあたると、それだけでじわ~っと汗するほどの
暑さで、急に夏がきました。  湿度もそれなりに高いようです。

 そんな中、先日来のノウゼンカズラは相変わらず、たくさん花をつけていますが、このところ、
百日草が次々といろんな色が咲きだし、クロコスミア、カサブランカ、グラジオラスなども競っています。 
少し前から、サルスベリの白い花が咲いていますが、今年は花が多いようです。 ピンクのサルスベリは、
2年前の大規模修繕の時にダメにしてしまいました。

  百日草
   

 

               クロコスミア
                       

 

             カサブランカ
                       

 

  グラジオラス
              


               さるすべり
            

   

 クロコスミア(モントブレチア)は、昨年8/4に記事アップしていて、そのときに百日草なども
アップしていますので、だいたい毎年この時期に賑わせていることが分かります。この記事では、
まだ青いレモン、みかんがそれぞれ4個、8個となっていますが、今年のそれは、レモンが2個、
みかんが3個でともに低調です。

 今日も、朝から強い日差しが照りつけて暑い一日となりそうです。 
台風で、九州地方は豪雨が続いているようですが、次の11号も不気味に伺っているようです。

 手元の気圧計では、室内、エアコンoffで、気温28℃、湿度66%、気圧1010hpです。 

 

 

 

 

 

 

 

 

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雨上がりの ギボウシ  (bon)

2015-07-02 | 花鳥風月

 蓼科農園から帰宅して早や3日目の朝となりましたが、足腰の筋肉痛から未だ回復せず、だらだらと
過ごしています。

 昨日は、終日降ったり止んだりの小雨模様の一日でした。
こんな日は、気分もスッキリとせず、筋肉痛を抱える身には余計に重暗い感じではありました。 

 夕方近く、雨上がりのベランダは、カサブランカの強い香りが充満していて、
今年も大きな花を 惜しげもなく咲かせているのでした。
百日草も、ようやく咲き始めて、いろんな色の花が混ざり合って、夏らしい雰囲気を呈していました。

 そんな中、静かに“ギボウシ”が咲いていました。
花には、雨露がまだ付いていて、このしずくを落とさないように気を付けながら、
パチリとしてみました。

     雨上がりのギボウシ
                 

 

 このブログ、3年前の 2012.7.5の記事に「ぎぼうし」がアップされていました。
やはり、毎年この時期に咲いているのが改めて確認できました。 
で、その記事の部分を、再掲させていただきました。
 

 「 ぎぼうし(擬宝珠)がひっそりと咲いています。 ユリ科の多年草ですが、小さな鉢(2鉢に)
植えてもう何年もすぎるというのに、律儀にこうやって、毎年静かな花を咲かせてくれます。 
花言葉は、落ち着き、沈静、静かな人・・というだけあって、本当に控えめな花ですね。 

 なぜ ぎぼうし(擬宝珠)かといえば、若い花序がこれ・・つまり、擬宝珠に似ているからと
いうのですが、あまりそうは思えないですね。

 擬宝珠とは、ウイキペディアから京都三条大橋のものを拝借しました。つまりはネギ坊主の意ですが、
皆さんはいかがですか・・? また、オオバギボウシというのがありますが、別名「ウルイ」と言って
山菜の仲間ですね。これは、食したことがある・・・。」

                                      京都三条大橋の擬宝珠
                       (ウイキペディアより) 

 

 そうなんですね。 ウイキペディアによれば、“ギボウシ(擬宝珠)は、キジカクシ科リュウゼツ
ラン亜科ギボウシ属(学名: Hosta)の総称である。山間の湿地などに自生する多年草。食用となり、
花が美しく、日陰でもよく育つため、栽培される。” とあり、また、“この植物のつぼみ、または
包葉に包まれた若い花序が擬宝珠に似ることに由来する。ギンボ(青森県)、タキナ(高知県)
などの地方名がある。英語名 plantain lily は「オオバコユリ」という意味であるが、これは
ギボウシの葉がオオバコに似ているためである。” ともありました。

そしてさらに、擬宝珠(ぎぼし、ぎぼうしゅ)の解説として、
    1、橋や寺社の欄干に取り付けられた2.に似た飾り。
    2、ネギの花のこと。葱坊主(ねぎぼうず)。
    3、ユリ科の多年草。つぼみが1.に似ていることから。
    4、ギボシ端子 電線接続用のコネクターの一種。カーオーディオの接続に利用されてい
    ることが多い。端子のオスの形が1に似る。

などがありましたので、追加しておきます。

 今日も、朝からどんよりと梅雨空でしたが、先ほど“なでしこ”のイングランド戦が終了直後
(10時前頃)には大粒の雨がパラパラと来ました。

    ベランダのカサブランカと咲き始めた百日草
                     

 

 

 

 

 

 

 

 

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レインリリー  (bon)

2015-06-14 | 花鳥風月

                  昨日の、“なでしこ” は、後半はいいところなしで、立ち上がりの貯金で勝利しました。
                   決勝トーナメント進出が決まり、組が有利なので大いに期待できそうですね。

  

 ベランダが続きますが、気温が高く雨あがりの後などにヒョッと咲いてくる、“レインリリー”です。
以前、このブログにもアップしました、“ゼフィランサス”です。

 ゼフィランサスとは、ウイキペディアによれば、“北アメリカ南部~中央・南アメリカ、西インド諸島に
およそ40種が分布する球根植物です。花の咲く時期は種によって異なり、春咲き種と夏・秋咲き種が
ありますが、日本ではどちらかというと夏・秋咲きのほうがポピュラーです。花の色は、ベランダの
ピンクの他、白、黄があるようです。
開花シーズンに乾燥した環境で、雨が降って球根が潤うと花をわっと咲かせる傾向があるので、レインリリーと呼ばれます。

      レインリリー
          


 地際から花茎を長く伸ばして、その先端に1輪の花を咲かせます。
花は短命で1~3日ほどでしぼんでしまいますが、開花時期は花茎を次々と伸ばすので、存外に長い期間
楽しむことができます。”とあります。
 この花、たくさんの種類があって、なかなか確定できにくい
のですが、
ゼフィランサス・グランディフロラ〔Z. grandiflora〕ではないかと思います。
昨年は、ブログ8/25にアップしていました。
 これは、古く江戸時代末に入ってきたとされ、「サフランモドキ」の和名があります。熱帯各地で
野生化しており、日本の暖地でも野生化したものが見られるとあります。
花の大きさは5cm~6cmで、次のタマスダレより一回り大きいです。

 もう一つ代表的なのが、最もよく見かける、ゼフィランサス・カンディダ〔Z. candida〕という種で、
こちらは
「タマスダレ」の名前で親しまれており、ペルー原産で、明治の初めに渡来したとされています。
梅雨時期から秋にかけて、可愛らしい白い花を咲かせます。花の大きさは径4cm~5cm。
ベランダでは、昨年9月に咲いています。(このブログの9/5版です。)


 この横あたりに、紅梅の鉢がありますが、今、ウメの実が色づいています。

        紅梅の実
           
 

 

   

 

 

 

 

 

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クチナシ  (bon)

2015-06-12 | 花鳥風月

                    関東地方もすでに梅雨入りしたそうです。蒸し暑く、雨の日が多くなってきました。

ベランダでは、八重咲きの“クチナシ”が咲いてきました。

 まぁ、どこにもあるしろものですから、ことさらに取り上げることもないかと思いますが、
雨の降る前の、昨夜にフラッシュで撮りましたクチナシをご覧ください。 
周りの葉っぱなどが写っていないので、ちょっと寂しい感じもしますが、純白の花がくっきりと
浮かんでいます。

 昨夜、ベランダで撮りましたクチナシです。 アップしました。
   


 ウイキペディアによれば、クチナシ(梔子、巵子、支子、Gardenia jasminoides)は、アカネ科
クチナシ属の常緑低木で、野生では森林の低木として自生するが、むしろ園芸用として栽培されることが
多い。東アジア(中国、台湾、インドシナ半島等)に広く分布し、日本では静岡県以西、四国、九州、
南西諸島の森林に自生する・・とあります。  園芸種は、今や全国?でしょうか。

         果実
           (ネットより拝借しました。)

 

 秋には、果実ができ、それが漢方薬の原料(山梔子)となり、その他 果実にはカロチノイドの一種・
クロシンが含まれており、乾燥させた果実は古くから黄色の着色料として用いられています。
栗きんとんなどの着色に使われているとのことです。また、発酵させることによって青色の着色料になり、
繊維を染める他、食品にも用いられるそうです。 
クロシンというのはサフランの色素の成分でもあるのですね。

 この果実は、八重咲きのクチナシには出来ないそうですが、果実が熟しても割れないことから“口無し”
という名の由来となっている説もあるとか。
 花言葉は、「幸せを運ぶ」 「清潔」 「私は幸せ」 「胸に秘めた愛」などと、わりといい感じですね。

 黒人ジャズ歌手のビリー・ホリデーは、しばしばクチナシの花を髪に飾って舞台に立ったことは、
以前、このブログにも書いたことがあります。

 また、埼玉、静岡、岡山の市で、クチナシを “市の花” と指定しているところがあるそうです。


なつかしいところで・・・ 

 

 

 

 

 

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蝉(セミ)  (bon)

2015-06-04 | 花鳥風月

 まだ夏には少し間がありますが、先日(5/29~6/1)の蓼科農園 “大合宿”では、毎朝、
K邸の庭の、透き通る空気と緑の風に乗って、降るようなセミの声で1日が始まります・・。
 これまで、何年もこの時期を迎えているはずなのに、なぜか 今年は素晴らしい印象を覚えたのでした。 
 なぁ~んだ、セミか!  ですが、この際、ネット記事をちょっと深堀してみましたので、
まとめてアップさせていただきました。

 K邸で感動したセミは、ヒグラシの種類で、恐らく“ハルゼミ”か“エゾハルゼミ”ではないかと推測されます。
その声をお楽しみください。(記事末尾)

 セミ(蟬・蝉)は、カメムシ目(半翅目)・頸吻亜目・セミ上科(Cicadoidea)に分類される昆虫の
総称。「鳴く昆虫」の一つとあります。
 セミ悪科に30ほどの種があるそうですが、ネット「生き物図鑑」より、良く知られる代表的な
セミを以下に引用しました。

  エゾハルゼミ     ヒグラシ      アブラゼミ     ツクツクボウシ
    
  5~7月        7~9月      7~10月       7~11月
  38~43㎝         38~43㎝     56~60㎝       43~46㎝

 

  ミンミンゼミ     クマゼミ      ニイニイゼミ    コエゾゼミ
   
   7~10月       7~9月       6~9月       7~8月  
   56~63㎝       60~65㎝       32~40㎝       50~55㎝

 

  チッチゼミ      ハルゼミ  

  
   7~10月       4~6月
   27~32㎝      32~37㎝ 

 

 また、ウイキペディアに、セミの詳しい分類がありましたので、少し割愛してここにアップしました。
セミにこんなに多くの種類があったなんて初めて知るところとなりました。

  • ニイニイゼミ族 Platypleurini
    • ニイニイゼミ属: ニイニイゼミ、クロイワニイニイ、ミヤコニイニイ、など
    • ケナガニイニイ属: ケナガニイニイなど
  • エゾゼミ族 Tibicenini
    • エゾゼミ属: エゾゼミ、コエゾゼミ、キュウシュウエゾゼミなど
    • クマゼミ属: クマゼミ、ヤエヤマクマゼミなど
    • ハゴロモゼミ属 :ハゴロモゼミ
  • アブラゼミ族 Polyneurini
    • アブラゼミ属: アブラゼミ、リュウキュウアブラゼミ
    • タイワンアブラゼミ属 : タイワンアブラゼミ
  • ホソヒグラシ族 Cicadini
    • ホソヒグラシ属: ホソヒグラシ、チョウセンホソヒグラシ
    • ハルゼミ属 :ハルゼミ、エゾハルゼミ
    • ヒメハルゼミ属 :ヒメハルゼミなど
    • ヒグラシ属 :ヒグラシ、コヒグラシ、ソウザンヒグラシなど
    • タイワンヒグラシ属: タイワンヒグラシ、テイオウゼミ、ワタナベヒグラシなど
  • ミンミンゼミ族 Oncotympanini
    • ミンミンゼミ属: ミンミンゼミ
  • ツクツクボウシ族 Dundubiini
    • ツクツクボウシ属: ツクツクボウシ、クロイワツクツク、オオシマゼミなど
  • クサゼミ族 Moganniini
    • ツマグロゼミ属: ツマグロゼミ
    • クサゼミ属: クサゼミ、ルリクサゼミなど

 チッチゼミ族Cicadettini

    • チッチゼミ属: チッチゼミ、オカモトチッチゼミなど
  • クロイワゼミ族 Mudini
    • クロイワゼミ属 :クロイワゼミ
       

 ここで、“ハルゼミは、体長23-33mmほどで、オスの腹部が長い。マツ林にすむ。成虫はその名の通り4月中旬頃から入梅の頃までに発生する。ゆっくりと「ジーッ・ジーッ…」と鳴く。”とありました。


 また、蝉といえば、文学や音楽などに出て来るのも思い出されます。 
古くは源氏物語の「空蝉」、芭蕉の「閑さや 岩に染み入る 蝉の声」(この蝉はアブラゼミか?)、
藤沢周平の「蝉しぐれ」、最近デヴューした 福田こうへいの演歌「南部蝉しぐれ」など
この他、たくさんありますね・・。
 

 u-tubeから、エゾハルゼミの声をアップしました。

 

 

 

 

 

 

 

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アジサイなど  (bon)

2015-05-27 | 花鳥風月

 例年同じものばかりで恐縮ですが・・、今年のアジサイは、春に植え替えてキチットしましたので、
大変元気でノビノビと
大きく成長しました。
 これは、ガクアジサイの一種で名前を 「隅田の花火」 と付いています。 
その形から名づけられたのでしょう。
 これも、もう10年以上の住人ですが、こんなに大きくなったのは今年が初めてです。
(今までは、何も世話をしなかった?)
 アジサイ(紫陽花、学名 Hydrangea macrophylla)は、アジサイ科アジサイ属の落葉低木の一種で、
原種は日本に
自生するガクアジサイ H. macrophylla f. normalis なのだそうです。
 園芸ではガクアジサイから変化して 「額咲き」 と呼ばれることもあるとか。
また、花序が球形ですべて装飾花となった
アジサイを 「手まり咲き」 とも呼ばれるそうです。 
真っ白い“アナベル”など、豪華ですし、“柏葉アジサイ” など、その形が
ちょっと変わったのも
あります。 漢字で、「紫陽花」 と書きますが、これは唐の詩人白居易が別の花(おそらくライラック)
付けた名を、平安時代の学者、源順がこの漢字をあてたことから誤って広まったとされています。
へぇ~そうなの!

アジサイ「隅田の花火」          アップしました
   

 

1日後には、花火の真ん中に青い小さな花が咲いていました。 これらがみんな、花火に
なるわけではないのです。

              (5月28日)

 

そして、周りのサツキ(咲き過ぎ)と、ひっそりとしたルリフタモジの3ショットです。
                 (5月28日) 

 

 もう一つ、盆栽仕立てのクチナシにも花が付きました。
これも、今年、久々に植え替えましたので元気元気です。丁度、花が同時に咲き、撮り頃となりました。
これは、一重の花ですが、八重咲きの鉢植えは、まだ蕾が硬く、しばらく暇がかかりそうです。
 クチナシ(梔子、巵子、学名: Gardenia jasminoides)は、アカネ科クチナシ属の常緑低木であり、
野生では森林の低木
として自生しますが、むしろ園芸用として栽培されているようです。果実が
漢方薬の原料(山梔子=さんしし)となるほか、様々な利用があるといいます。

 花言葉は、「幸せを運ぶ」「清潔」「私は幸せ」「胸に秘めた愛」 とありました。

 くちなし(盆栽)        角度を変えて
         

 

おまけで、オリーブとイチジクもアップ・・しました。
 このオリーブも、長い住人ですがあまり実を付けないのです。
春には、写真のように、一面の花(ちっとも美しくありません)が咲き、これに実が付くとは思えない
のですが、それにしても
例年3~5個くらいで、何のお役にも立っておりません。
ものの本によれば、この種は、1本では結実しにくいとあり、他の種を
側に置けばよいのでは・・
といっています。何年か前に、挿し木にして、1本だけ大きく育ったのですが、これも同じ種ですから
意味がないのですね。
 それで、もう1本違う種を買い足そうと思ったりしますが、今手元にある種がどんな種であるか
わからないので、これも躊躇して
しまいます。 
まぁ、いっか! ということで、毎年この時期を迎えているのです。
 オリーブ(橄欖、学名:Olea europaea)は、モクセイ科の常緑高木で、埼玉あたりでは、冬も屋外で
十分です。

          オリーブの花
                     

 

 最後に、イチジクです。
これも春に植え替えをしましたら、元気に成長しています。 といっても、30㎝ほどの鉢植えなので、
木にとってはやりにくいと
思っているに違いありません。 
 で、今年は、わりとしっかりとした実が5つ出来ています。
昨年も、もう少し小振りのいちじくを食しましたが、大変甘い品種でした。 

なので、今年、楽しみなんです。 早く色づかないかと・・。

           イチジク
                     

 

 

 石原裕次郎忌(7月17日)を「あじさい忌」というそうです。

 

 

 もう一つ、五木ひろしの歌から

 

 

 

 

 

 

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