主役にはなれないが、その存在は大事で、他を引き立てる花といえば、“カスミソウ”が浮かびます。
これに似た、やはり主役からは遠いであろうと思われる花の一つに、“チョウジソウ”が挙げられる
のでは・・。 一昨年前に、友人から、種をおすそ分けしていただいたもので、昨年、花の時期を
失念していて、その花を見ることもなくただただ、過ぎ去ってしまっていました。
今年は、注意して“見える場所”に移しておきました。
チョウジソウ(丁字草、学名 Amsonia elliptica)は、リンドウ目キョウチクトウ科に分類される
多年生草本植物とあり、日本原産のほか、北米原産のもあるらしい。
他のキョウチクトウ科植物と同様に、このチョウジソウも“アルカロイド”を含み有毒である
のだそうですが、触ったくらいでは、なんともありません。
近年になり減少が著しく、2000年版環境省レッドデータブックでは、100年後の絶滅確率が約 97%
と推計され、絶滅危惧Ⅱ類に指定されてましたが、2007年には準絶滅危惧に評価替(安全サイドに)
されました。 しかし、各県単位のレッドデーターブックでは、殆ど絶滅危惧種Ⅱ類に指定されて
います。 我が家では、友人から頂いたタネから簡単に増殖しているというのに・・。園芸種のこと
ではないのかもしれませんね。
なぜ、チョウジソウというかについては、この花の形が横から見ると「丁」の字形に見えるから
「丁字草」とか、香料で有名な「丁子」に似ているからなのだそうです。
ちょうど今咲いている、白花カスミソウとの共演で、パチリトしましたのでご覧ください。
チョウジソウと白花カスミソウ
チョウジソウ 白花カスミソウ
又咲いてきましたクンシラン
サギソウはようやく(2ヶ月して)芽が出て来ました。
(わかりますか?)