蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

マリモ  (bon)

2017-10-14 | 日々雑感、散策、旅行

突然なぜ、マリモなのか?

 特段の理由などはありませんが、この10月中旬(8~10日)には、北海道阿寒湖温泉で、
「マリモ祭り」があったことや、我が家にあるマリモが、この1年くらい前から 丸い形が
無くなっている・・などが、マリモを思い出させたようです。

 マリモは、多くの人が知るところですが、もう一歩詳しく、中身を見てみますと意外な
ことも分かり、特別役に立つということでもありませんが、ここで記事アップすることと
しました。

           マリモ
         (ウイキペディアより)

 ウイキペディアに『マリモ(毬藻、学名:Aegagropila linnaei)は、球状集合体を作る
淡水性の緑藻の一種である。特に阿寒湖に生育するマリモは、美しい球状体を作るため
日本の特別天然記念物に指定(1952年)されている。
 マリモの球状体一つがマリモの一個体単位ではなく、球状体を構成する細い繊維(糸状
体)がマリモの個体としての単位である。よく目にする球状の「マリモ」は、生物学的に
はマリモの“集合体”である。 多くの生息地では、マリモは糸状体の形態で暮らし、球状
の集合体を作らない。見た目は柔らかそうであるが実際には硬い藻であり、手で触れると
チクチクとした感触がある。』 とあります。

 日本でマリモの生育が確認されている湖沼は、北海道の阿寒湖、釧路湿原の中小湖沼、
青森県の小川原湖 他、や秋田県、山梨県の富士五湖、滋賀県の琵琶湖などとありましたが、
この内大きな球状の集合体を形成するのは阿寒湖と小川原湖だけなのだそうです。 また、
日本以外では、ヨーロッパ北部、ロシア、北アメリカ等に分布する とありました。

 マリモが球状に丸くなるのは、湖水が風などで揺れ動くことによるのだそうですが、
観光地などで「養殖マリモ」の名で販売されているものは、釧路湿原で採取したマリモ糸
状体を人工的に丸めたものであり、実際には「養殖」したものではないのだそうです。
天然のマリモに比べて形が壊れやすいそうです。

 ちょっと残念ですが、もう7年にもなりましたが、2010年の1月下旬にオホーツクに流氷
を見に行ったとき、阿寒湖にも足を延ばし、氷の張った湖面に、友人と二人で写真を撮っ
たりしたのでした。で、お土産に、この「養殖マリモ」を買って今も、グラスの中に生き
ているのです。 が、5年ほどは、丸く次第に太ってきたような感じでしたが、2年ほど前
から、球状が解けて 大きく扁平状態になって来ているのです。波が無いから、球状が解
けて来た? と思っていましたが、もともと天然で球状ではなかったのですね。

       グラス中のマリモ
        

 

       阿寒湖 湖面に立つ二人
        
                      (2010.1.28)

 

  マリモ祭りは、マリモを保護する目的で、10月中旬に行われますが、今年は10月8~10
日に、阿寒湖温泉で開催されています。“たびらいHP”に、次のような記述がありました。

『 阿寒湖に丸木舟を浮かべ、アイヌ伝統の「まりもを迎える儀式」「まりもを護る儀式」
「まりもを送る儀式」が行われるほか、温泉街を「まりも音頭」に合わせて練り歩く
「まりも踊り」が実施されます。 また「タイマツ行進」は、一般の来場者も無料で参加
可能で、夜の阿寒湖温泉が無数のタイマツの炎に照らされる幻想的な風景が楽しめます。』

       マリモまつり(一つずつマリモを落として行く)
        (たびらいHPより)


 注)阿寒湖のマリモは、1921年に天然記念物に指定されていますが、その後1952年に
     特別天然記念物に指定変更されました。 また、環境省のレッドリストで絶滅危惧種
     ⅠB類(EN)に指定されています。

 

芹洋子さんは、清友幼稚園、清友高校の出身だそうです。

 

 

 

 

 


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