サザンカ一輪 2011年10月31日 | 日記・エッセイ・コラム 庭のあちこちにスイセンの芽が元気に伸びだし、曼珠沙華の濃緑葉が目立つようになった。 今朝庭の北側にあるサザンカが一輪咲ているのに気づく。嵐雪の句に「梅一輪一輪ごとの暖かさ」と言うのがあるが、サザンカの花は一輪一輪ごとの寒さかなとでも言うべきか。間もなく霜が降りる便りも聞かれるだろう。狭い庭でも季節のうつろいを教えてくれる。狭山丘陵の紅葉も楽しみに待つこととしよう。明日から霜月である。