差塩と趣味の世界

故郷 福島差塩の想い出と徒然なる盆栽奮闘記

紀元節

2018年02月11日 | 日記

 {語り部} 国民学校三年生の夏まで戦前の教育を受けた者にとっては、建国記念日よりも今日は「紀元節」という言葉が出てくる。

 当時は、八咫烏に導かれる神武天皇の話や金鵄が弓先に留まり敵がそのまぶしさに退散した話など神話の世界を聞かされたものである。勿論式典で校長先生が奉読する教育勅語も意味も分からず暗唱させられた。今でも諳んじることが出来る?、、、ちと自信ないか。

 それが夏休みが終わり登校すると、それらはすべて否定されることとなる。同じ先生からの言葉である。子供心に不信感を持ったことを記憶している。遠い昔の話ではない。わずか70年前の話である。 深い反省の元に生まれた「新生日本」の歩みを誤らぬよう、、、。

間もなく旧暦のお正月、福寿草(元旦草)があちこちで咲いています。