方言の中でも、東北弁は低俗番組の中では、未だに時に嘲笑の種になることがある。学生の頃意識して隠そうとしたことがあったし、帰省すると「しゃれやがって」と言われまいと、これまた方言に切り替えたものである。今考えると苦笑しつつも懐かしい想い出の一つである。
昨日の午後、芥川賞の受賞作品「おらおらでひとりでいぐも」を面白く読ませてもらった。方言がたっぷりちりばめられユーモアに充ちた作品である。 その方言の真因一つ一つに共感し、笑いの中で久しぶりに読破する。方言の持つ優しさ、温かさ、、、etc.改めて想い直した。
それにしても「老い」か、勝ち目のない老いとの戦い?、、、。