山茶花や寒椿に続いてお気に入りのヤブツバキも咲き出したのでアップしてみた。
ところで、この椿を元に品種改良され何百、何千と新しい椿が生み出されているそうだが、色とりどりの花々、こってりと着飾ったような花などに雅な名や高尚な名前をつけて世に出回って売られている。
それに対して原種であるこの椿を区別するためであろうか、ヤブツバキと有り難くない藪の名をつけられている。子供の頃は単に椿と言っていたが、何時の頃からであろうか「これはヤブツバキと言うのだ」と知ったのは、、、。
藪の附く植物は、人様にとって役に立たないもの(ヤブガラシ、ヤブヘビイチゴ)や迷惑な植物につけられているもの(ヤブガラシ)などが多いが、この椿の花を愛でて藪という接頭語(?)は返上して貰いたいものであるとつくづく思うのである。今年も蕾をたくさんつけている。春までめでることができる。花の少ない季節、当に孝行花である。
昨日は 10,191歩