自然豊かなこの地、遠くに出かけなくても今や毎日の散歩で紅葉狩りが出来る。アップしたのは多摩湖を囲む整備された遊歩道で撮ったものである。朝日に輝いている紅葉実に見事である。
愛でながら別に狩るわけでもないのにどうして紅葉狩りっていうのかを調べたくなった。いろいろ説があるようだ。紅葉で有名な京都の名刹では長いことかかって山で一段と美しくなる紅葉の木を選んで採取して植栽したということから狩るということつけられたという説も一つ。季節の草花や木々を探し求める様を、獲物を追う狩猟になぞらえて「~~狩り」という言い方が昔からあったという説。苺狩り、葡萄狩りなどはこの類いである。だが、余談ではあるが「山菜狩り」とは言わず「山菜採り」と「栗狩り」とは言わず「栗拾い」という。
いずれにしても古くからの言い習わしで、紅葉狩りがあるのなら桜狩りもあっていいと思ったら昔は「桜狩り」という言い方もあったという。1000年も昔のことであるが、、、。
いずれにしても古人は、数多く詠まれた歌を見ても自然に親しみ愛でていたように思う。今はどうだろう。
昨日は 10,975歩