林を散歩していると色とりどりの紅葉した葉を愉しむことが出来る。マユミの紅葉も美しい。アップしたのは昨年の晩秋、その種を採取し蒔いた物の一つでこんな小さな葉でも一人前に紅く染まり始めている。小物盆栽として長年愉しんできたマユミは、元気がないので、代替わりとして育てていこうと思っている木でもある。
それなりの風格を見せてくれるのは何年先か。5年後、いや10年後か等と考えると妙な気分となる。人生百年時代とはいうが、、、、。そっと幼いマユミに問いかけて見たくなる。
彫刻家平櫛田中は、百歳近くなって20年後に彫刻するため原木を購入したという。平櫛田中彫刻美術館にその原木が保存されている。彼の言葉に「60、70は洟垂れ小僧、男盛りは100から100から、、」と、その意気を肖りたいものである。
注 彫刻するには充分時間を掛けて自然乾燥させてから刻むという。
昨日は 7,819歩