ミセバヤが2度目のご奉公しているかのように葉が枯れ落ちる前に赤く染め始めたのでアップしてみた。痛々しい表現でミセバヤには申し訳ないがまるで赤子の手の霜焼けみたいである。そうした中にも根元を見ると早くも小さな新芽が続々と顔を覗かせている。まるで紅葉した葉がそれを護っているかのようである。
ところで子供の頃よく見かけた手足の霜焼けになった子、今はとんと見かけなくなったしそうした話も聞かなくなった。あれは食糧難時代で栄養不足が原因ではなかったのではないかと考えてみるが、真相はどうなのだろう。冬の寒さはそう変わらないのだから、、、。もっとも足袋、手袋も満足に買えない物不足の時代でもあったが、、、。今の方々は知らないだろうが衣料切符がないとタオル、手ぬぐい、足袋、縫い糸など皆切符が必要だった。それぞれ点数があり、こんな歌があった。(戦争末期)
♪ 32点の国民服 胸のハンケチ ただ1点
どこへ行くにも 立派なもんだ
年より点数 5点上
無駄にゃすまいぞ 点数点数
大事使ふも 國のため
この歌には 股引8点 腹掛け5点 ゲートル2点とありました。
ミセバヤの紅葉が、遠い昔を想い出させてくれました。
昨日は 10,173歩