マイフィールドの一つに5分も歩けば行ける都の里山公園がある。野鳥を観察したり四季折々の自然を愉しんだりと重宝している。目下の関心事は、前にも記したが都の公園課の赤松林の再生事業である。残念ながら松枯れ病が一時ほどではないが、未だにあちこちで赤松の大木が無残な姿を見せているのである。
そうした中で昨年芽を出した幼い赤松を一本一本見つけ出し愛情を持って見守っているかのように印をつけている。昨日は公園を護るボランティアの方々も活動していた。
そんな様を見て頼もしく感謝の声をかける。里山文化は、元々人の手が入って護られてきたものである。この努力が何時の日にか見事な松林が再生されハルゼミの賑やかな鳴き声が聞かれることだろう。