心なしか今秋は、虫の音が静かだったように感じる。酷暑の夏が虫たちの世界にも影響しているのであろうか。そんな中、我が家の庭ではその昆虫たちを餌にする蜘蛛たちが張り巡らした巣があちこちで観られる。小さな雄を2匹も従えて堂々たる体躯のジョロウグモ、通り道に張って何度も破られてもその場所が気に入っているのか翌朝には、また張り巡らすジョロウグモなど、、、、。
幾度となく壊されても、また丁寧に張り巡らしている巣を観て爺は、「通せんぼされてもいい、もう壊さないから安心して生への営みを成し遂げなさい」と声を掛けるのである。
それにしても居候している小さな小さな雄たち自らの巣作りはどうしているのだろう。ファーブルは書き残したのかな