お米作りには、七人の神様があり、それは、「水、土、風、虫、太陽、雲、作り手」と教わる。 昨日、その神様のひとり姉の嫁ぎ先の甥から新米が送られてきた。有り難いことである、感謝しながら故郷の香りを頂くことにしよう。
感謝しながら米粒一つ粗末にするな!と厳しく教わった子供の頃の米作りを想い出した。その作業過程はすべて人力であった。鋤や鍬で田起し、代掻き、田植え、草取り、稲刈り、はざかけ、籾打、、、etc.と親たちの牛馬のごとく働く姿を見てきた。
今はその作業の大半が機械化されているが、七人の神様のうち六人の力は如何ともしがたい。今年も豊作だと言うが、厳しい大自然の営みにたいして甥たちの努力が大いに功を奏したのであろう。