差塩と趣味の世界

故郷 福島差塩の想い出と徒然なる盆栽奮闘記

カルガモの営巣

2023年05月21日 | うんちく・小ネタ

 近くの小さな湧水池でカルガモが抱卵している。傍では雄が見守っている。巣を覗いて見ると抱卵中の雌がピクリともせずそれに専念しているのをスマホで撮る。残念ながらその様子が分からないが、、、。我が家の巣箱ではシジュウカラも抱卵中である。間もなく可愛い雛の誕生が見られるのでアップしてあげよう。今年の愛鳥週間はすでに終わったが、野鳥たちは、いま子育てに専念中である。

 早朝散歩の帰路に杜鵑の初音を耳にする。シジュウカラやカルガモの子育てを見るにつけ、托卵で人任せ(鳥任せ)する杜鵑には我が子に対する愛はあるのだろうかなどと思ったりもする。また、托卵という方法で何万年も種を繋いでいる鳥たちは、どのようにしてそれを学んだろか。考えると摩訶不思議である。塚造りや地熱で孵化を託す鳥たちもいるし、、、。


ブドウの挿し木成功!!

2023年05月20日 | うんちく・小ネタ

 暮れに挿し木用に切って土中に埋めておいたブドウの枝、3月16日に挿してみた。あれから2ヶ月どうやら上手くいったようだ。芽吹き蔓を延し始めているではないか。試みにカンカン照りのところに移しても葉が萎れることなく青々としている。土中でしっかりと発根し水を吸い上げている証拠である。

 さてさて成功した12本の苗木すべてを育成することは狭い庭では難しい。町内のブドウを通して親しくなった方々にプレゼント(迷惑か?)しようか。鉢植えでの栽培にも挑戦してみようか。順調に育った苗木嬉しい嬉しい思案しているところである。


サツキ大盃

2023年05月19日 | うんちく・小ネタ

 サツキも盆栽として手間暇掛けて世話して咲かせる楽しみ方と地植えして時に刈り込むくらいで手入れしないやり方がある。アップしたのは、後者で消毒もしなければ花がら摘みもしない、摘花作業もしないし施肥もしない大盃である。鉢植えの木ばかり可愛がってと不満も言うわ.けでもなく今年もたくさんに花をつけてくれた。

 このサツキ父が健在の頃、実家の庭に植えてあったものを「持ってけ」と言って掘り出しくれたものの一本である。今考えると晩年の父は、あれもこれもと気前よくくれたものである。断捨離でなく、、、、、。

 


サツキ真如の月老木

2023年05月18日 | うんちく・小ネタ

 花芽摘みをしなかったのですべての蕾を咲かせてみた真如の月、窮屈そうに咲いているのでアップしてみた。

 やはりこうした大輪は、摘蕾しないと見栄えがしない。それに結果的に木を弱らせてしまうことになる。この老木は、盆栽店では商品価値がゼロに近いし店頭に並べられない代物である。というのは、幹の半分はガレが入り朽ちているのである。ただ爺にとっては、それでも見事な花をさかせてくれる愛おしいサツキなのである。

 花が終わったら花柄を丁寧に摘んで労を労り、また来春の見事な花を咲かせられるよう可愛がって世話していこう。同輩の輩の誼として、、、、。


ナラ枯れ病で、万緑叢中枯木多し

2023年05月17日 | うんちく・小ネタ

 散歩コースの一つ、都の里山公園がある。そこではナラ枯れ病が収ることがなく今年もアップしたようにナラの大木が葉を茂らせることもなく寒々とした光景が見られる。アップした画像の中でも5,6本映っている。王安石の詩ではないが「万緑叢中枯木多し」である。

 燃料革命以前なら、こうした木々も薪炭として利用され商品価値となったであろうが、今や化石燃料万能時代、伐採されても放置され朽ちるのを待つような状態である。子供の頃は、山を持っていない人でもこうした枯れ木は自由に利用することが許され、疎開してきた人々には貴重な燃料となったのである。

 薪炭時代に育った者にとっては、眺めては勿体ないの心が湧いてくるのである。


ギボウシ5種

2023年05月16日 | うんちく・小ネタ

 今日は、庭のそこここに植えてあるギボウシをアップしてみる。この種は園芸種も含めて数多く我が家では、鉢植えも含めて5種類である。それぞれ名があるが調べたこともない。ただ、大葉の物は、郷里の野山に生えている種でウルイ(?)と言って今頃山菜として採った記憶がある。オオバギボウシという種か、、。郷里で山採りしたものである。

 7月に入ると紫の一日花が次々と咲いて愉しませてくれる。鉢植えの株は(下段左から3番目)昨年蓼科旅行で求めた物で濃い紫の小可愛い可愛い花をつけるものである。また、爺としては持っていなかった珍しいシロバナの株(下段右端)を手に入ったので開花を今から愉しみにしている。


ブドウの花

2023年05月15日 | うんちく・小ネタ

 このところ天候が安定しない今日も朝から雨である。そんな中、咲き始めたブドウの花をアップしてみた。 これは藤稔りという品種で、大粒の実を生らせるのであるが受粉に影響しないか心配である。

 ブドウは、自家受粉で虫たちに頼ることなく花が咲いた瞬間に自ら花粉を飛ばし受粉することができると言うが、この天候不順がやや心配である。

 ところでプロは、この長い房全体を実らせることなく間引き作業で半分ほど摘果するそうだが、今年こそ真似て挑戦してみようかと考えている。


ブーゲンビリア越冬

2023年05月14日 | うんちく・小ネタ

 退職して27年目に突入か、とこのブーゲンビリアを見て想う。実はこの木、退職記念樹として頂いたものである。例年冬季の管理が、いまいちと言うことであまり上手くいってない。この冬も寒さと乾燥ですべて落葉してしまった。

 心配したが、このところ芽吹き始めチラホラと花をつけてきたのでホッとしているところである。今年こそ青々とした葉をつけて来春を迎えさせたいと想う。と同時に樹木達と共に齢を重ねていることを改めて感慨に耽るこの頃である。


梅の実、摘果

2023年05月13日 | うんちく・小ネタ

 石垣の法地に這わせた梅たち、多くの木は実の付き方が良く大きくなっているのでアップしてみた。6月の上旬には収穫できそうである。

 ところでいつものことだが、道路には早くも生育不良の実がパラパラところがり始めた。梅の木自ら健康な実を育てるために不良の実を落としてしまうからである。これも子孫を残すための知恵なのであろう。豊作の年ほど、 落果が多い。

 果物栽培を生業としている農家では、商品としての良い果実を作るために人の手でも摘果するというが、ナシや桃等の栽培農家は、今摘果作業で忙しいことだろう。

 


赤松の芽摘み

2023年05月12日 | うんちく・小ネタ

 アップしたのは我が家の赤松達6本である。

 右は池の島に植えてある木、例年樹形を整えるため芽摘みをしているが、昨年芽摘みが遅かったため木を弱らせてしまった。今年は、芽吹きが弱いので芽摘みしなくてもいいようだ。

 一方左は、長年鉢で寄せ植えしていた木々達で数年前に地植えしたものである。これまでの抑制された世界から解放され大地にしっかりと根を下ろし元気いっぱいである。新芽も50㎝以上も伸ばしたものもある。枝の一部は、精一杯伸ばし木を太らせようと想っている。後に切り詰め庭木として整える計画である。

 何年かかるかな、、、まあ、赤松に愉しませて貰おう。幹肌が赤くなるには何十年先だろうな。