差塩と趣味の世界

故郷 福島差塩の想い出と徒然なる盆栽奮闘記

ひとり、また一人と、、

2023年09月20日 | うんちく・小ネタ

 池の端の藪にヤブランが生えている。今は花期、薄紫の花が数珠のように連なって咲いている。郷里では、ヤブランなどと言わずテッポウダマと言っていた。というのはこの実が竹鉄砲の弾になるからであろう。

 この花を見ると、竹鉄砲を作って遊んだ遠い昔を想い出すのである。砲身作りはこの実に合う太さの篠竹を切って工夫しながら作ったものである。朋と弾の飛距離を競ったりして、、、、。

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 昨日、寮生時代からの友から、Y君が旅立ったとの知らせあり、18歳で大学の寮生活を始めて以来70年弱の友である。卒業以来それぞれの道を歩んでも毎年のように旅をしたり集って宴を愉しんだ6人のひとりである。

 その仲間もひとり、またひとりと旅立っていくのが淋しい限りである。人生の最終楽章を奏でると言うことは、こう言うことかと人の世の理を改めて思い知らされた、、。合掌


ミニミニ朝顔

2023年09月19日 | うんちく・小ネタ

 庭のあちこちで特別蒔いたこともない小さな朝顔が咲いているのでアップしてみた。

 花弁の大きさは2㎝にも満たない小さな花である。庭には毎年この種にちかい濃い紫と赤の花が見られるのだが、今のところこのブルーのみある。秋の深まりと共に他の2種も咲いてくれるだろう。

 植物の世界では、園芸種などと比べて野生の物は強い。庭のそこここで咲くこの朝顔も野生のもの原種に近いものなのだろう。豪華絢爛たる花をつける朝顔も、世代交代している中で原種に近づくというから、このブルーも嘗ては、、、、。


ニラの花をみて、、、

2023年09月18日 | うんちく・小ネタ

 郷里に帰省した折、畑の畦で栽培されていたニラを数株採って持ってきた。こぼれ種で殖えて今や庭のあちこちで生えている。今日は、10月末頃まで咲いてくれるその花をアップしてみた。

 この花を見ると想い出すのは、ニラの花咲く畦道を蒸かしたカボチャやサツマイモを稲刈りをしている人達に持って行かされ自分の姿である。「こじはん、もってけ」と言われて、、、田の畦で皆と食べたカボチャもさつまも美味しかったなぁ、、、、、。

 注 こじはんとは、郷里での方言でおやつのことである。もってけとは、持って行きなさいといこと

 今日は敬老の日か。戦中・戦後のあの苦難の時代を生き抜いてきた爺は、常に団塊の世代に追われているような感覚を持つのである。我々は、彼らの世代がもう少し遅れていたならば貴重な存在としてもっと大切にされただろうになどど、、、狭い勝手な了見か!!

 


庭のメィーン木・槙たちも、、、

2023年09月17日 | うんちく・小ネタ

 土用芽の続きの話である。庭の槙たちも元気いっぱいに土用芽を伸ばしその新緑がまるで晩春の風情を醸し出しているようである。アップしたメィーン木は年二回剪定をしてきたが、このところ秋の終わり頃一回ですますことがおおくなった。樹齢もかなり経っているので木のためにもいいという考えからであるが、こうしてみるとまだまだ勢いがあることが分かる。

 樹姿の乱れもしばらくの辛抱であるが、晩秋には整えていこうか。

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 昨日息子が来て「お正月は房総方面に2泊ほど宿を取ったので行こう」との誘いをうける。お正月を主宰するのは、このところ専ら子ども達である。「老いては子に従え」の格言、我が家では爺もでもある。愉しみに待つこととしよう。


会津の見知らず柿??

2023年09月16日 | うんちく・小ネタ

 郷里福島県の會津地方では「見知らず柿」が有名である。身の程も知らずにたくさんの実を付けることにその由来があるという。我が家の柿も、今年はたくさんなり枝が垂れ下がっているところもあり「身の程知らず」という所か。

 ところで、生っている枝によって色づきがちがうのはどうしてなのだろう。アップした画像で、その違いが分かると思うのだが、熟する速度の違いは何が原因なのかプロに聞いて見たいものである。陽当たりは同じような条件でもあるし、、、。

 さて、敬老の日もあって今日から三連休と言うことだが、サンディ毎日の身にとってはあまり関係無い。先日、自治会で敬老祝い品を届けることもあって調査が廻ってきた。90歳以上の方々が対象という。嘗ては、70歳からであったが、爺が頂く頃は100歳以上の方々になどとなるかな、、???

 

 


土用芽(夏芽)の勢い

2023年09月15日 | うんちく・小ネタ

 酷暑の夏でじっと耐えていたサツキたちの土用芽、一向に涼しくならない中でも季節を感じて勢いよく動き出したので嬉しくなりアップしてみた。花芽をつけなかった所でも、この新芽がそれを補うかのように遅まきながらもつけることがある。

 日々の水遣りなどしながら、それを観察するのもまた楽しみの一つである。

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 昨日は、「集い」で新たにDVDプロジェクターを購入したと言うことで「ひまわり」の試写会をAさん(役員の方)と行う。25日当日の映画会で戸惑うことのないようにと言うことで行ったのである。メカに弱い二人戸惑いながら、、、、。

 これまで息子がプレゼントしてくれた機器を使っていたが、新しいエプソンの物はコンパクトで軽く使いやすうようである。大いに活用して頂きたい。


ブドウの鉢植栽培に挑戦

2023年09月14日 | うんちく・小ネタ

 狭い庭にブドウ4種ほど地植えして愉しんでいる。これまで挿し木して殖やそうと挑戦してきたが、失敗の連続であった。

 今季になって再挑戦と、冬に剪定した蔓を土中にうめておいて春に掘り起こし挿してみた。見事成功し、その苗を街の知人たちに差し上げ、 残りを鉢植えで培ってきた。そろそろ大きな鉢にと計画していた。昨日、娘が来たのでコメリにでかけ培養土を購入することが出来たので早速植え替えをしてみた。

 来春は無理でも2年後には実を付けるだろうと夢見ているところである。なお、種は安芸クィーン、早々と大きな鉢に植えた友は、1メートルほどになったという。爺の勧めでブドウ栽培に挑戦する街の友は4人となる。それぞれ出来具合を競うのも楽しみである。


瀕死の雪中の松

2023年09月13日 | うんちく・小ネタ

   サツキ「雪中の松」何十年も可愛がってきたが、見る見るうちに葉が元気なくなってきて枯れ始めた。原因が分からず幹を次々に切断することとなる。もうだめかと半分諦めていたが一縷の望みを掛け水遣りを忠実に続けてきたところ、根元に近い幹の側面からアップしたようにたくさん芽吹いてきたではないか、、、。

 枯死する前の風前の灯火か。それとも最後の力を絞って蘇生を試みているのか即断できない。愛し子を見つめるような心で観ていこう。

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 ところで、サツキあれもこれもと求めていた頃は、一本でも枯らしてしまうとペットロスのように心を引きずっていたが、近頃は枯淡の境地に凡人なれど1ミリでも近づいたのかそうでもなくなった。歳がそうさせるのか、、、。断捨離ではない!!


大自然が織りなす美

2023年09月12日 | うんちく・小ネタ

 9月中旬を迎えたというのに一向に涼しくならない。今朝も暗い内に散歩に出かけたっぷり汗をかいての帰路で大自然が織りなす美をご褒美としてプレゼントしてくれたのでアップしてみた。

 空一面の朝焼けである。刻々と変わる鮮やかな彩りを暫し堪能させてもらった。スマホで撮った二枚の画像、その違いが分かるだろうか、、、、。

 夕焼け空は翌日の晴れを、朝焼けは天候のくずれれの前兆などといわれている、今日は不安定な天候になるのかも知れないな。

 子供の頃、朝焼けは不吉の前兆だなどと母親達はよく言っていたが、どうしてかなと思ったものである。


時を愉しむ、、

2023年09月11日 | うんちく・小ネタ

 私どもの年齢になると人生の持ち時間からしてそれぞれの季節を選り好みする余裕はない。爺はそれぞれの今を愉しむことを大切にして行こうと心懸けている。今日も暑くなるというので日中を避けて早朝散歩に出かける。4時起床、心持ち涼しくなった微風を感じながら周囲道路を歩く。

 早暁の東の空を愛でつつ心地よい疲労を感じながら今日の健康に感謝し帰路につく。贅沢は求めず、当に今の時を愉しむ至福のひと時である。それにしても日の出が遅くなったな、、