北千住を彷徨いました。「千住」を「せんじゅ」と読めますか?地方から来た人は
「日暮里」(にっぽり)や「御徒町」(おかちまち)など、最初読めませんよね。
北千住は隅田川と荒川にはさまれた地域で、江戸から北へ向かう最初の宿場町です。
つまり「川向こう」(郊外)で、田舎のはじまりという感じです。私は小さい頃に
一時期その荒川のさらに向こう側に住んでいたことがありますが、野原が広がって
いました。北千住は常磐線と東武伊勢崎線が交わるところなので、通勤の混雑は
日本一という場所になっております。
「あしたのジョー」のドヤ街があった南千住をレポートしたことがあります。今回
常磐線で南千住を通過したら、高層マンションが林立していることに驚きました。
右の蕎麦屋もいい感じですが、左の写真屋さんの建物がかわいくていいですねー。
幼い兄弟が並んでいるよう。
大橋眼科は素晴らしい建物。重要文化財級ではないでしょうか。
とにかく裏通りにはゴチャゴチャした飲み屋街が多い。私はこういう雰囲気が好き
なのですが、一緒に歩いた友人が「足立区は東京23区で最下位ですよ。
「好きな区は」と言われたら最下位かどうかわかりませんが、「住みたくない区は」
と否定的に聞かれたら、間違いなく一番です!」と力説していました^^;
右側の絵などはなかなかおしゃれじゃないですか~(^益^)w
「完全前金制」、「信頼度」、「安心優良」、「明朗会計」、「追加料金一切なし」、
これでもか!という感じですね^^ それだけこういう店に入るには不安があるとー。
ハイッテミタイガ
なつかしい牛乳屋さん。
伝統的な造りの銭湯もありました。友人が「子供の頃に母親に連れていかれて
女風呂に入ったとき、クラスのかわいい女の子がいたので、なんか嬉しかった
ですよー」という想い出話を披露。「ひろみちゃんかい?かすかべとかじゃなく」。
「そうなんですよ。名前の呼び方って、「ひろみちゃん」(敬称)、「あいこ」(名前)、
「あしべ」(苗字)、「ブーコ」(名前の痕跡がなくなる)という感じでヒエラルキーが
はっきり出るんですよねー」。
「さきち・くん♪」「さきち・」「あらかわ」「○×◆△!」、私がどの階級に位置して
いたか、そりゃあみなさんおわかりでしょう。。。 (((゚益゚)))
さて残念ながら、俺には女風呂でクラスメイトに遭遇するというような素晴らしい記憶は
ない。小1のとき、クラスの少年が「もう女風呂なんて入らねーよなー!」と話しかけて
きたので、そりゃあ「あたりめーだよー!」と応えるしかないじゃないですか。
その日の夜に、母親が「お風呂行くわよー」ということに。父親がいないとしかたなか
ろう。昼間の会話を思い出しながら風呂屋に行くと、なんとその少年が母親と来ている
ではないか。その照れて苦笑しながらゆがんだ顔が、今でも思い出されます。
かわいい女子と女風呂で遭遇した友人は、「その頃には考えもしなかったですが、
母親のほうを見ておくべきだったんですよ。20代だったりするでしょ?もったい
なかったなー!」とくやしがっている。アホですね^^ そんときはこんな汚れきった
おやじじゃなかったんだから(^益^;
隣町の町屋へ移動。すぐ近くに住んでいたのに、特に用事もなかったので来たことが
なかった町です。
正面の古いアパートと後ろのタワーマンションがコントラストをなしてます。
全部うしろの建物みたいになったらヤですねー。
16:30からやっている「大衆酒蔵甲州屋」と「大衆酒場栃木屋」をはしご。
その後、友人と別れてから新宿を彷徨った記憶が断片的に残っている。。。
夜中に何度も水を飲みました。その回数で飲んだ酒の量が想像できるのです。