さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

石見銀山の坑道へ

2017年01月21日 | 山陰・北陸日本海



リュックを置かせてもらった資料館をあとにして、身軽になって銀山の坑道へ
と向かいます。むかし栄えた街並みが残されています。時代劇にでも出て
きそうな景観。大内宿や奈良井宿を思い出します。しかしこちらは宿場町では
なく、銀鉱に携わる町家と武家の街なのです。



まだ朝早かったので、人がいなくていい感じでした。



そろそろ街はずれ。銀の出た山へ近づいてきます。



ゆるやかな登りが続きます。前後に歩いている人はほとんどいません。この
あたりから、観光客が乗る自転車がちらほらと私を追い越してゆきました。
そういえばバス停のあたりに貸し自転車屋さんがありました。みなさん駐車場に
車を置いて、自転車に乗って坑道見物に行くのね?!

1時間くらい、この豊かな自然の中を歩けよー。電車乗らねえ、路線バス乗らねえ
から、どんどん廃線になるぢゃねーか。どうにも俺は徹底的に少数派のようだw



どんどん自転車が追い越してゆく。

♪あ~とか~ら~きぃ~たぁ~のぉ~にぃ~
 お~いこ~さぁ~れぇ~~~~♪ (ダッダダダダッ、ダダダッ♪)
(水戸黄門の歌より)

なんだか歩いているのが俺ひとりで、車にビュンビュン追い越されてゆくのは
慣れてるけれど、車の通らない山道でも抜かされてくとはなー。



というわけで、公開されている坑道へ到着しました。龍源寺間歩(まぶ)と
いいます。反対側に通り抜けできるようになっているのです。



おおお、手作業なのに大変だっただろうねえ。きっと何人も死んだのでしょうね。
オバチェ出ないかなー。



ゴリゴリ掘ってた最先端のひとつ。こんなところに座って、ローソクか松明など
の明かりで何時間も掘ってたのー。みなさん、この写真をよおく見てください。
どこかに痩せこけた顔が見えていませんか~(^益^)w