諏訪湖から各駅停車で甲府にやって来ました。やはり旅は「各駅停車で、1日に
2~3時間の移動」というのが一番風情があって、快適のようだ。やはり場所の
移動は、人間が実感できるような距離がいいのでしょう。新幹線や飛行機は
いんちきの「どこでもドア」を使った感がありますからね。
いつか飛行機を使わない、「船と列車とバス&徒歩」の世界一周をやってみたいねえ。
甲府も観光するよりは少し昼寝をして、夜というか夕方の出動となる。ほんとに酒を
飲むだけの旅だなーw
まだ6時前なので、ほとんどが閉まってるじゃねーかーw(゚益゚)w
あいかわらず甲府はディープである。よくまあこんなに裏通りが密集してることw
あれっ!!! くさ笛、土曜は休みなの?!?! 土曜休む???
すぐ隣の「やまぶき」に入る。どんなとこだろ?
狭くてカウンターに数人でいっぱいの広さ。でもこのお通しをみて「悪くないな」と
思う。地元密着型で、感じのいい女将さんでした。
いい仕事してるでしょ? この前の晩に、居酒屋でガイコツ人だらけだった話を
すると、こちらにもたまに海外からの旅行客が来るそうです。「お通し」は「頼んで
ないのにいらないものを出された」ともめたことがあるので、出してないそうです^^;
ヒレ酒があった♪ 山芋と卵を焼いたもの。上にかかっているピンク色は、蒲鉾の燻製
みたいなもので、美味しいのでどこか遠くから取り寄せているそうです。
いつしかカウンターの向こうには、初老のおっちゃんがひとりで飲んでいました。
話が始まると、こやつが飲み歩きまくっている酒場好きジーさんであった。昨夜の
諏訪の居酒屋、行こうとしてあきらめた伊那の居酒屋も知ってやがっただけでなく、
俺の地元・東京下町の居酒屋もあちこち知っているのには驚いた。
そしてバーの話になり、「甲府のいいバーを知ってますよ。ご一緒しますか?」と
誘われ、素敵な女性でないことだけが残念だが、そのジーさんのいきつけのバーに
繰り出すことに。