さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

棚田を登る

2011年10月19日 | 中国


少しずつ登ってゆきます。
複雑な形の棚田ですから、歩くごとに景色が変わってゆきます。
下から雲が流れてきていて、それもまた次々に風景を変えてゆくのです(^^)b



                しばしご覧ください~^^









  見渡す限りの棚田が続くこの山岳地帯には、徒歩で登るしかありません。観光客は、山の上のほうに立ち並ぶホテルへ向う場合、かなり大変な登りを覚悟しなければならないわけです。そこで車の登ってこられる最終地である麓の駐車場には、人力の籠がいくつか待っていました。観光客を乗せた椅子を、前後ふたりで担ぐという原始的なものです。山の上の集落があるところまで小一時間といったところだったでしょうか。値段は3000円ほどであったと思います。

 その労力に対してその金額は、わが資金力から考えれば大変安い気がしました。わたしなら3万円でも人を担ぎたくない…というか30万円でも無理なんですけどw 現地の人々にとっては大切で大きな収入源でしょう。訪れる観光客はそれほど多くはない様子だったので、是非乗ってほしかったと思います。断れればがっくりだったはず。しかも私は比較的軽量。

 人夫たちは特に若くもなく、みな力持ちには見えませんでした。ここに暮らす少数民族は、みな背丈が150cmぐらいの大変小柄な人々です。やせていて皺が深い。日本では不幸にも成長期を戦中戦後の食糧難の時代に過ごした人々に、このような体格の人が多いですね。すでに世を去った私の父親の姿を思い出させるのです。そんな人々に、大名気分でふんぞり返り、籠を担がせることができましょうか。

 歩いて長い道のりを登っていると、籠が観光客を乗せていました。そこにはひどく太った白人
(つい米国人ではないかと思ってしまう)が座っていました。なんと100kg超級です。重い荷物を担いで山道を登るのは慣れているでしょうが、小柄でやせた人夫たちの細い肩には担ぎ棒がめり込み、顔は青ざめ、擦り切れたシャツは水で浸したように汗がびっしょりでした。こころのなかで「お前は30万円払えよ」と思いました。

 
わたしは乗ればよかったのでしょうか w(゜゜)w


龍勝 山へ登る

2011年10月18日 | 中国



ブーちゃんの悲鳴に起こされた龍勝の朝であったが、雨もあがっていたので山登り。
いつザァッと降ってくるかわからない山の天気なので心配www
下に見える雲が這い上がってくるのかぁ?(゜゜)



ここは何でもこのように人間がひとつひとつ担いで登るのです。
 道が整備されてきたので楽になったのでしょうが、
根性なしのわたしはここじゃ生きていかれないカモ(^益^;

正面に見えている平安酒店(酒店ってホテルのことだよ)は、
 4年前に昼飯を食ったところだなぁ。
じつにこの平安酒店、奥に2号館が出来ていたのでした・・・w

ななめ下には新しい建物の土台が作られています。
 見た目よりはしっかりしている様子ですねェ^^



        見晴らし最高の角部屋を俺の書斎にしたいね♪



集落から離れ、だんだん高くなってきました。
まるで天上界へ近づいているよう^^;







まもなく頂上です。
心配していた雨も降らず、陽射しの強かった4年前は辛い登りでしたが、
今回は涼しくて、楽に上まで歩いてこられました(^益^)b


龍勝 衝撃シーン

2011年10月17日 | 中国



さわやかな龍勝の朝は、激しい叫び声に始まりました…。

 
ブーちゃんの「殺されるー!やめてー!」という断末魔の絶叫に
私の眠りは覚まされたのです。
 
 
 
 
 
 
 
こういうのに弱い方は、このあと進まないで下さい(゜゜)…
 














         
  ベランダから下をのぞくと、ブーちゃんが・・・

         _| ̄|〇

 



 そして下に降りて行くと…。

 そうです。どうやらこの村では、毎朝このようにブーちゃんが…(´;д;`)ノ

 毎日人間がおいしいお肉をいただいているのです。
 道にはニワトリが歩いており、川には鴨が泳いでいました。 

 みんなみんな、いずれ食べられちゃうのですね。。。

     

ブーちゃんの生首の下には、ヤギさんの首が…。゜(゜´Д`゜)゜。

わたしは今までたくさんの動物たち、魚たち、そして植物も食べてきました。

これからも食べますw

ゴメンナサイ_| ̄|〇

他の生き物を殺して切り刻んで焼いたり煮たりして飲み込んじゃって消化して自分の
一部にしてしまうって、考えてみるとすごいことなんですよね。

特に日本では、その現実をなるべく隠すようになっていますが。。。

こころのなかで、「いただきます」と手を合わせよっと T T


龍勝での夕食

2011年10月15日 | 中国



情緒あふれる龍勝の村の散策も終わり・・・



  近所でチェングォと夕食となりました(^益^)b
  とても見晴らしのよい場所のテーブルです^^
 ななめ下の薄暗い厨房で調理され、 子供が料理を持ってきました。

 10歳くらいの少年です。
  中国では、もうその年頃には立派に働いている少年少女がたくさんいるんです。
 えらいなあ・・・ すまんなあ・・・ という感じです(^^;



もう19時を過ぎているんですよ。日が長いんです^^



ガイコツ人の観光客が急激に増えているようで、
 このように英語のメニューまで登場しています。
ついこの間までは外部と遮断された秘境だったのに、なんという変化でしょうか。

なんとなんとオサレなバーも一軒できていたし、お茶を飲んだ新しい店には、メニューには英米流の料理が出ていました!ピザ、スパゲティ、バーガー&チップスw(゜゜)w
そして加糖炭酸飲料・・・_| ̄|〇

それを見てハッと気がついたのです。棚田がきれいな段々ではなく、ところどころ何か米でないものが作られている畑に変わっているのは、ガイコツ人向けのバラエティーに富んだ新しい食材を作っているからなんだー!
 il||li _| ̄|〇 il||li ナンカヤダゾ・・・

しかし上のメニュー、間違いだらけの英語でしょ(^^;
 それにしても  16番・・・ _| ̄|〇 ホヘー
 なんといっても 17番・・・ _|\O_ アウウ・・・



 トリさんのスープ、 ぉぉぉ・・・という感じでしたが、

  ひとくち飲んでみると…



   ワ―!!!!!



  激うまっ!!!!!




 世の中に、こんな旨いもんあるのか、、、、と感激 (´;д;`)ノ


これが竹なんですよ。
夕刻に散歩していると、この竹筒を焼いているところを見たんです。
何が中に入っているのかな~、と思っていたら。。。
 
いろんな具の入ったゴハンだったんだなぁ~~~(^^)w
 
ほどよい味付けのもち米!
 
                                                                              うまい~~~          
                                                                                       うまい~~~     
                                                                                               うまい~~~
 
これが出たら、みんなしばらく静かになりました・・・。
だってホジホジホジ・・・
ハフハフハフ・・・
それぞれ忙しくなったんですぅ~~~(^益^)b

龍勝での散策

2011年10月13日 | 中国



よく見てください。支柱が一本!w(゜゜)w
大通り(?)を整備するために一本切ったのか???
ここを通るとき、ちょっと恐かったゾ。
通りのほうをよければいいのになぁ~。。。



すごい瓦屋根でしょ^^
3分の1の大きさにしてupしてますw
ほんとは一枚一枚ずっとくっきり!(゜益゜)y



 すごい部屋数^^;
  建て増ししまくって迷路みたいになったむかしの日本の旅館みたいだネ。



中国では、どの街や村にいってもこういう子供たちを見かけました。
ひとりっ子政策も、最近は緩んで場所によっては2人まで許されているとか。
それにしてもたくさんいる印象を受けたってことは、
高齢化が進んだ日本に住んでいるからカモ。
日本はこれからすごい社会になってゆくんだろうねえw

 

こんな見晴らしの良い最上階に住めたら、まるで殿様気分かもね~(^益^)



地元のバッちゃんたち。とっても小さいんだよ^^
豆腐を売っていました。



宿に戻ったら、チェングォが一階のテレビでオリンピックを見ていました。

バスケットで中国がスペインとものすごいせり合い。宿のおばちゃん(右)も熱く応援していました。わたしも滞在中テレビでずい分観戦したけれど、どこに行っても中国人はオリンピックに盛り上がっていました。そりゃあそうでしょうねえ。初の中国開催で、さらに金メダルとりまくりだもんね。

それにしても、開幕式のマスゲームは圧巻でしたね。

 何人かの中国人と話したときに話題になりました。ありゃあ世界中で中国以外できないでしょう。むかしロスアンジェルスでオリンピックがあったとき、ヘリコプターにつるされたUFOが降りてきて、宇宙人が挨拶をしましたw(゜゜)w そのド派手な演出に、米国人の解説者が「これほどすごいショウを見せられたら、もうあとの国はできなくなっちゃうんじゃないかぁ!?」と言っていたのを思い出しました。そりゃハリウッド型の演出も、何千人(万?)のマスゲームも、誰もマネできねーわな。したくもないんじゃ^^;でも自分色の姿を世界中に頑張って見せられれば、それでいいのでしょうね^^;

 そうなると、もし東京にオリンピックがやってきたら、どうするんだろ?まさかワビ・サビ・・・?(^益^; でも運動会だから景気よくやらないとなぁ。