千里山ブラウズ

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喫煙所と化した公園

2008-06-25 23:55:42 | Weblog

 路上禁煙条例が各地で制定されていくにもかかわらず、灰皿の撤去や分煙スペースの不備などにともない、公園が喫煙者の溜まり場と化していることが問題となっているようです。新聞やテレビでも採り上げられることが増えています。
 公園と言えば高齢者や小さな子供たちが集まる場所のイメージがありますが、ある公園の実態調査では160人:1685人という圧倒的な喫煙者の占有率を示していました。そこは周りに会社も多い地区らしく、会社の屋上に設置された喫煙スペースへ上がるのが面倒くさくて、直ぐ来られる公園へ一服するために訪れると男性サラリーマンがインタビューに答えています。またブランコで小さな子供たちを遊ばせている母子連れの直ぐ横で、集まり煙草を吸いながら話し込んでいる大学生グループは、考えればいけないことと思うけれども気付かずに吸っていたと反省します。中には誰もが使える公園なので吸っても良いのではと言う意見を述べる喫煙者もいました。
 「おじさん達が集まって煙草を吸っている公園の中に、怖がって子供たちも入りたがりません‥‥」と訴える母親の後ろで、中高年の清掃員の人がベンチ付近にポイ捨てられた煙草の吸い殻を集めて回っています。マナーも守れていない喫煙者が相変わらず多いのは、我が千里山の路上ゴミを見てみても容易に想像できる光景でした。
 役所の方からも公園の灰皿設置や分煙など、今後の速やかな対応が望まれるとしています。公共の場からの喫煙締め出しの方向は厳しくなる一方です。喫煙マナーへの意識もより高度に求められていきます。