ただ今回のブームで面白いのは、4血液型のうちB型についての本が何冊か売られているということです。普通4血液型についてそれぞれシリーズとして企画されるのですが、B型の本だけが単独で出版されているのです。そして、その本の主旨としては2005年の韓国映画『B型の彼氏』で描かれたような「わがままで自己中なB型」という一方的マイナスの見方から、「横並びではなく発想力のあるB型」という好意的な評価・論調になってきています。小さな技術や改善の積み重ねではなく、全く新しい発想や独自な方向性が求められる時代に貢献するB型というわけです。
また以前の血液型の本では、本人だけの血液型による性格診断でしたが、最近その両親の血液型にまで遡りより複雑で微妙な解釈をし始めています。例えばB型でも神経質な人の場合は、両親の血液型に影響されていろいろと分かれてくるというように‥‥。
ちなみにその中の一冊『自分も知らないB型の正体』の扉で書かれていたチェック項目の自己診断では、僕はやはりと言うべきか完璧なB型でした。
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