千里山ブラウズ

SENRIYAMA BROWSE 千里山の商店街や街並みを散策しながら、素敵な人やお店そして風景と出会えれば‥‥

「なんとなく不調」の解消法

2011-06-01 18:13:16 | Weblog

 僕の家では朝の用事をしながらいつもNHKの情報ワイド「あさイチ」が流れていますが、今朝のテーマは「なんとなく不調」についての、原因と解消法ということだったので興味を惹かれました。
 頭痛や動悸・立ちくらみなど明らかな身体の不調までいかなくても、肩こりや手足の冷えなど「なんとなく不調」という状態は誰にでもあるものだと想います。特に梅雨入りしたこの時期にはそのような「なんとなく不調」を訴える人も多くなるようです。
 そんな季節の変わり目によく起こりがちな不調の原因は、自律神経の機能低下や過敏にあるようです。近年の梅雨は気圧の変動が頻繁に起こりやすくなっているらしく、その僅かな環境変化というストレスが及ぼす「なんとなく不調」を実験によっても証明されていました。
 またその解消法として紹介されていたのがドイツで始められた、「自律神経訓練法」という心療内科で用いられる方法だったのは、僕にとっては古くて新しい我が意を得たというような情報でした。5年前にブログでも紹介させて頂いたことがある『自己催眠術』と同じ内容だったのです。「自律神経訓練法」はもう何十年も繰り返しているもので、僕の日常生活の一部になっているといっても良いのですが、それが現在も自分の「なんとなく不調」の解消に役立ってくれているのを考えると、人との出会いと同じで読む本も大切に吟味していかなければと改めて想いました。

※ この本は今は絶版になっていますが、Amazonなどで中古で買えます。出版当時(カッパブックス1967年初版)の東大病院心療内科の平井富雄博士が書かれ、一般啓蒙と実践の書としてすごく分かりやすい内容で、以来何十版と重ねたロングセラーでした。その間に「なんとなく不調」を訴える友人などに、機会があれば薦めたり進呈したりしました。ぜひ一読をお薦めします

自己催眠術―劣等感からの解放・6つの方法 (1967年) (カッパ・ブックス)
クリエーター情報なし
光文社