イーフロンティアが日本版を販売している自動伴奏作成ソフト「Band-in-a-Box」を購入しユーザー登録をしたら、毎日何かキャンペーン情報のCMメールが送られてくるようになりました。もっとも最近はどの企業でもこのようなITによるユーザー管理が進んでおりますが、毎日何通もとなると初めてのケースで少し五月蝿く感じながらも、たまに面白そうな情報も混ざっているので今のところ我慢して設定をそのままにしています。
そして先日送られて来たCMメールに、USB接続でギターやベースのオーディオ・ソース信号を、16bit/44.1kHz・スタジオクオリティでデジタル変換し、ダイレクトにコンピュータに送り録音できる器具が紹介されていました。数千円で購入できるアレシスの「GUITARLINK」という製品です。
少し前のブログ記事でUSB直結タイプのマイクが面白いと紹介させて頂いたのですが、MIDIキーボードは既にUSB接続が普通に行われていることから、今回の「GUITARLINK」でギターやベースをUSB接続変換できる周辺製品が出たということは、パソコンによる音楽制作環境がオーディオ・インターフェイスなどを介さずに一層安価に実現できるようになるということです。しかも非常にコンパクトに設計できるメカニズムで、逆にパソコンの本体側にインセットされても良い感覚になってきました。
以前SONYに音楽VAIOを企画して欲しいとブログで提案したのを想い出しますが、そうすればiPod以来Appleにやられっ放しの「音楽の本家」にいよいよチャンスが来るような気がします。