昼食後はエスプレッソ・マキアートを飲むことが多いのですが、午後の休息や雑誌を読んだりする時には紅茶を好みます。そしてストレート・ミルク・レモンの中ではレモンティーが大好きです。無意識的にレモンの疲労回復効果が欲しいほどに、夕方にもなると少し疲れているのかも知れませんが‥‥。
昨夜、NHK情報バラエティー番組「ためしてガッテン」(再放送)でレモンの特集があり、興味を持って見ました。そして普段レモンの良い香りや美味しさと想っていたものの常識が覆されました。
僕はいつも紅茶に付いてくるレモンの輪切りを浮かべるだけでなく、薄くスライスされた果肉をスプーンで押し潰し果汁を絞り込むようにします。それは疲労回復の酸味を紅茶に溶かして味わうということもあるのですが、風味も良くすると思い込んでいたからです。しかし実際のレモンらしい香りや美味しさを作り出している「シトラール」という成分は、果肉ではなく皮の部分に多く含まれていることを知りました。
その成分はレモンなど柑橘類の皮にある粒つぶに閉じ込められていて、冷凍して擦りつぶすことによりコロッケやラーメンそして味噌汁まで多くの料理の味を引き立ててくれるようです。およそ合いそうもないお汁粉にまで擦り下ろしたレモンを入れると激うまになっていました。
そこで想い出しましたが、故郷の徳島県では特産品のスダチを漬け物や寿司飯など何にでも使います。その内の一つで冷や奴にも生姜やネギなどに替わって、醤油と一緒にまだ青いスダチの実を皮ごと下し金で擦り下ろして食べます。昔から「シトラール」の成分を知らずに経験的に美味しく活用していたようです。
※ 大震災後の経済復活政策も先ずはデフレ脱却からという基本認識と、新聞やテレビに常識的に蔓延している思い込みや誤解を鮮やかに解いてくれます!
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