千里山駅前のカフェ「CARDI'S CLUB COFFEE」の入り口付近のテーブル席で午後の紅茶をしていると、オーナーの前野さんが通りかかられ挨拶されたので見上げると、いつもダンディーなダークスーツの小脇にiPad2が抱えられているのに気が付きました。
「オーナーは僕の勝手なイメージですが、パソコンには余り強くないと想っていましたが」以前にオーナー・ブログを薦めたりしましたが、WEBに関してはもちろん検討はされていても積極的ではないように感じていたのです。
「そうでもないんですが‥‥、Appleは初めてで未だ操作に慣れてません。でもこれは凄く気に入ってますね!」と前の椅子に座られiPad2を開きました。
「何をされているんですか?」
「iPad2でこちらのお店のパソコンが遠隔操作できるんです」どこにいてもiPad2からカフェのパソコンを直接操作して、例えばプリントアウトして的確な指示も出せるし、お客さんの状況などもリアルタイムで把握できるそうです。インターネット上でクラウド的にデータを見られるということではなく、あくまでも直接にお店のパソコンを遠隔操作するアプリケーションで、しかも無料ソフトということでした。WEBカメラを設置してお店の中の状況などもチェックできれば、もっとお客さんに満足して貰えるサービスなども発想できるのでは‥‥とも言われました。
「少し体調を崩したことがあって、その時に友達が教えてくれたんです」何軒か持たれているお店をベッドの上からでも管理ができると考えて試したら、すっかり快復した今ではその便利さに手放せない愛機となったということです。
「ロンドン五輪で金メダルを目指している、女子バレーの真鍋監督のようですね(笑)」使う人とその用途によっていろいろな顔を持つiPad2です。こういうことが“パーソナル”コンピューターということだと改めて想いました。