千里山ブラウズ

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ノンアルコール“ビール”

2011-08-17 17:45:27 | Weblog

 お盆休みも終わりそうな頃になったというのに、まだまだ猛暑の勢いは衰えそうもありません。このところの熱暑やゲリラ豪雨のことを、温帯性ではなく亜熱帯のスコールと準えて話す専門家も出てきているようです。スコールだとすれば急で激しい通り雨にも濡れたまま歩くと、しばらくしてTシャツなどは乾いてしまうと言われています。そこまでまだ日本の夏はいっていない感じはしますが‥‥。
 昼間からビールを飲んでも休み中なので別に良いのですが、お盆開けに持って行かなければならない仕事が少しあって、ノンアルコール“ビール”とやらを初めて飲んでみました。運転者が代替飲料として飲んでいるのを見たことがありますが初体験でした。結局のところ中缶一本の3分の2くらいを残してしまいました。僕は決して飲み助ではないですが、やはりアルコールの刺激や揮発性の喉から鼻に抜ける香りの素晴らしさを改めて感じた次第です。
 同じようなもので従来から良く知られたものに「ホッピー」があります。僕が東京にいた頃なのでずいぶん昔のことになりますが、モツの煮込みやお総菜が美味しくて、焼酎にホッピーを入れて飲ませてくれる居酒屋食堂に夕食によく行きました。カウンター越しに手伝いの娘さんが手渡してくれるホッピーと焼酎が入ったジョッキが冷たくて‥‥。
 何年か前にテレビでホッピーの製造会社の後を継いだ若い女性社長さんが、その経営アイデアとリーダーシップで会社を復活させたという特集を見ました。懐かしさとともにオジさん御用達のイメージから、若者や女性にも愛されるホッピーになっているのが不思議でもありまた嬉しく想いました。
 ホッピーの商品コンセプトに「56年の歴史ある東京下町の味。ビールテイストの焼酎割り飲料としてお好みの量の甲類焼酎と割ってお楽しみいただけます。また、そのまま飲んでビアテイスト清涼飲料水として時間と場所を選ばずお楽しみ頂けます。プリン体ゼロ・低カロリー・低糖質の健康志向飲料」と書かれていました。ノンアルコール“ビール”も焼酎で割ったら少しはましになるかも知れません。もっともそれではノンアルコールの意味が無くなりますが‥‥。

※ 大阪でもホッピーが飲める店として、北区曾根崎の「情熱ホルモン」や天満のお好み焼き「道草」など、ホッピー・ビバレッジのホームページでも幾つか紹介されています。この暑い夏の間に行ってみたいものです。