台東区谷中に山岡鉄舟が開基した臨済宗国泰寺派の寺院「普門山全生庵」ある。創建は山岡鉄舟が徳川幕末明治維新の際、国事に殉じた人々の菩提を弔う為に1883年(明治16年)に建立。本尊はかつて江戸城の守り本尊だった葵正観世音菩薩である。「山門」を潜ると境内には「本堂」、「庫裡」、「鐘楼」、当境鎮守「大八幡菩薩」、本堂右後方には眩いばかりの黄金の「谷中大観音像」が建っている。また本堂裏の境内墓地には「山岡鉄舟」と人情話の名人「三遊亭円朝」ほか多くの知名人が眠っている。毎年8月11日近辺に本庵、落語協会、円楽一門会のそれぞれが本庵にてイベントを開催するほか、座禅会には以前「阿部首相」も訪れたことがあるという。(1409)


















