相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

明治維新の動乱を語る「大黒山経王寺」

2014-10-15 13:55:11 | 寺院
西日暮里に要詮院日慶が開山した日蓮宗寺院「大黒山経王寺」はある。創建は豪農冠勝平が開基となり明暦元年(1655)。身延山久遠寺の末寺である。本尊は日蓮上人が作ったとい「大黒天」が鎮守として本堂の隣の「大黒堂」に祀られている。通りに面した経王寺の重厚な「山門」(江戸時代末期作)を潜り境内へ入ると急勾配の屋根が特徴的な「本堂」が建つ。「山門」には新政府軍が発砲した弾丸の跡が残っており「明治維新の動乱」を物語っている。ここでも歴史に積もる澱みの中を彷徨い思いに耽るひと時であった。当寺は旧谷中七福神のひとつで、大黒天と共に地域の人々の崇敬を集めている。(1409)














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