相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

月見寺と言われている「長久山本行寺」

2014-10-03 13:09:21 | 寺院
昔日暮(ひぐらし)の里といわれた日暮里に一茶ゆかりの日蓮宗の寺院で当時素晴らしい景勝地であったことから「月見寺」とも呼ばれている「長久山本行寺」はある。開基は太田資高で菩提寺でもある。大永6年(1526)江戸城内平河口に建立され、江戸時代に神田・谷中を経て、宝永6年(1709)、ここ日暮里に移転という経緯を有する。本尊は一塔両尊四士。通りに面した重厚な構えをした「山門」を潜ると境内は森を思わせるように庭木が生い茂っているが雅な景観を創り出している。その正面に「本堂」がある。境内の各所に小林一茶の「青い田の 露をさかなや ひとり酒」、「陽炎や道灌どのの物見塚」、種田山頭火の「ほっと月がある 東京に来てゐる」といった句碑が点在する。また江戸時代活躍した永井尚志や儒学者の市河寛斎・米庵親子の墓などもある。当寺は秀吉(太田道灌の孫太田三楽斎資正に送られた書状9通が残っている)とも深い関係があるようだ。(1409)












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