ローテンブルク旧市街の中心地に広がる広場マルクト広場はさほど広くないが、周りには「市庁舎」、「市参事宴会場」、「聖ヤコブ教会」、世界的に有名なクリスマス専門店「ケーテウォルファルト」とローテンブルクの観光名所が集中している。マーケットだけに水曜日と土曜日の午前中に朝市が開かれる。初夏に行われる聖霊降誕祭のメイン会場となるこの広場は一年中、観光客で溢れる賑やかな人気のエリアである。14世紀ゴシック様式と16世紀ルネサンス様式が融合した歴史の街の中心となる建物「市庁舎」の横に一際目立つ白い建物が「市参事宴会場」である。その名の通りかつては市参事たちが酒を愉しむ場所であった。正面の「仕掛け時計」が10:00~22:00の間1時間おきに両側の窓が開きティリー将軍とジョッキを手にしたヌッシュ市長が現れワインを飲み干すという動きが再現される。仕掛けの人形が動き出すその時間には大勢の観光客がどこからとなく集まりときおり笑い声と共に大賑わいとなる。(1504)



















