相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

町田「忠正公園」では80本の「ロウバイ」がクライマックス美を大披露中!!

2025-01-08 15:55:17 | 公園・庭園
町田市忠生に多摩丘陵の典型的な谷戸の地形を生かして造られた「忠生公園」はある。現在の公園面積8.1ha。昭和52年(1977)に第1期区域が開園。その後公園を拡張する形で半分以上は谷戸の自然をそのまま残した自然観察園として平成9年(1997)に第2期区域を開園した。園内に子供広場」、「花見の広場」、「展望広場」や「運動場」(ソフトボール)、自然観察センター「忠生がにやら自然館」などがある。12/3に一番花が開花したという「がにやら自然館前」に造られた蠟梅苑に一歩足を踏み入れると主役たちが放つ甘い芳香、香水の様な匂いが漂ってなんとも心地よい。当園は町田では一番多い合計80本の蠟梅の木が植栽されている。種類は花の中心に紫褐色の斑が入らず透き通るような黄色一色の「ソシンロウバイ」と花の中心に紫褐色の輪が入る「マンゲツロウバイ」、「ワロウバイ」が植えられている。和名は「蝋梅(ラーメイ)」からきている。花の色や光沢が蜜蝋を連想させ、臘月(陰暦の12 月)に花が咲くことから名付けられた。梅の字が入っているが梅ではなくロウバイ科 / ロウバイ属の落葉低木である。英名では「Winter sweet」と呼ばれる。一株一株、一枝一枝、ひと花ひと花が美を香りを主張しているかのようである。古くから和歌や画題にもされてきた魅力に満ちた花。これだけ多くのロウバイが一斉に咲き揃うと苑一帯は黄金色か琥珀色に輝きまるで後光がさしているような高貴な美しさである。(2501)
 
 
 
 
 
 
  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

座間「かにが沢公園」では「スイセン」が可憐な花姿を披露中!!

2025-01-08 07:26:45 | 公園・庭園
座間市緑ヶ丘に座間八景の一つに数えられている「かにが沢公園」はある。園内には冬は「梅」、春は「桜」、秋には「彼岸花」と四季の花で彩られる。一月も一週間を過ぎ寒くなったり暖かくなったりと三寒四温を繰り返している。花の少ないがこの時季、秋には真っ赤な天上の花と言われる彼岸花で埋め尽くされる斜面では「スイセン」が可憐な白い花に黄色の副冠が特徴の花姿を披露中である。「スイセン」はイベリア半島を中心にイギリス、ヨーロッパ中部、北アフリカを含む地中海沿岸地域に自生しているヒガンバナ科 スイセン属の多年草である。代表的なのは「ラッパズイセン」、「八重咲きスイセン」、「房咲きスイセン」、「口紅スイセン」である。早いものは11月下旬から咲き、「ラッパズイセン」などは3月から4月に開花とその時期も異なる。花は花弁と萼片の6枚とその基部につくラッパ状の副冠からなって、副冠は形がさまざまで白色や黄色、オレンジ色、ピンクなど多彩である。中国では「仙人は天にあるを天仙、地にあるを地仙、水にあるを水仙」と言う諺から、二ホンズイセンの花の咲き方と仄かに漂わせる香り、その様が仙人のようで名付けられた。古くから日本で親しまれてきた房咲き花芯が黄色の「二ホンズイセン」は間もなく見ごろを迎える。(2501)
 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする