相模原市南区磯部の勝坂遺跡公園近くの農園に「ざる菊園」がある。かつて牧草地だった磯部の傾斜地が土砂崩れ跡を土地の所有者(藤曲会長)が「何か作物を」と模索したのがきっかけで南足柄市で観賞した「ざる菊」に感銘を受け仲間と3人で栽培を開始したのが始まりである。2009年に発足した4年後には「第23回全国花のまちづくりコンクール」の団体部門で市内で初めて奨励賞に選出された。750坪ほどの緩やかな斜面に10種類、1300株の赤、白、黄色、ピンク、紫の「ざる菊」が植えつけられている。外見は本当に「ざる」を伏せたようにこんもりと丸い形をしていることから「ざる菊」と言われている。その「ざる菊」を主役とした「花見会」が11/1~15まで開催される。今年15周年を迎えることから盛大に行われるようで開催期間中は見頃を迎えた「ざる菊」が鑑賞できるほか、ざる菊や地元野菜、焼き芋、玉子の販売も行われる。相模太夫は大根と人参と菊の花を求めた。今年は残暑の影響で開花が遅れたため11/5の11時から「開会式」、イベントは「勝坂はやし保存会」や「相模の無鉄砲太鼓」、「オカリナの演奏」が予定されている。「花見会」開会式当日の主役のざる菊は黄色と赤色は順調に開花しているが全体的にはやっと4~5分咲きでやっと菊模様を作り始めている状況である。黄ボタンとピンクはまだ蕾の状況のため今週末頃が見頃かと思われる。(2310)







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