相模太夫の旅録=Tabi Log

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「登戸帝釈天」として親しまれている「法言山安立寺」

2021-05-15 16:53:52 | 寺院
川崎市多摩区に江戸時代から「登戸帝釈天」として親しまれている日蓮宗寺院「法言山安立寺」はある。創建は鎌倉時代初期、弘治2年(1556)に改宗。本尊は十界曼荼羅である。寺伝では鎌倉時代初期、源頼朝から稲毛領を拝領した稲毛重成は枡形山頂に枡形城を築き居城とした。その際、重臣「佐伯民部吉春」は枡形山の隣山一帯を与えられて居館を構え邸内に持仏堂「釈迦堂」を建立した。向ヶ丘遊園から府中街道沿いに長尾方向に進み右折、緩やかな坂道を上り切ったところに鎮座している。寺号標、「山門」より入山すると境内左手に安永7年(1778)に再建された当時の入り母屋造りの「本堂」がある。本堂右に「庚申堂」 があり、庚申信仰の本尊「青面金剛明王」が祀られている。堂宇横には吉原の幇間と推察される桜川ぼたんが明治33年に奉納した「手水盤」がある。当寺は「武州稲毛七福神」(毘沙門天)、「准西国稲毛三十三所観音霊場第九番札所」(正観世音菩薩)である。境内・寺域は裏山林に囲まれ静寂そのものである。(2105))
 
 
 
 
 

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