古淵駅北西700m、境川沿いの龍像寺坂を左折すると長い板塀に囲まれた曹洞宗寺院「渕源山龍像寺」は鎮座している。慶応年間(1338~1341)に淵辺伊賀守が開創、天台沙門存光師が建立。その後、巨海才大和尚が曹洞宗の寺として再興した。寺伝に昔、龍池という大きな池に住んでいた大蛇が住民に悪さをしていたため、時の地頭「渕辺判官伊賀守義博」がその蛇を退治したという「大蛇退治伝説」があり寺名も因む。庫裏の前の境内の花壇で「ヤナギバルイラソウ」(柳葉ルイラ草)が数株植栽されており今、50輪ほど紫色の5弁花を咲かせている。別名は「ムラサキイセハナビ」、「ヤナギバスズムシソウ」である。メキシコ原産の外来植物で帰化植物、キツネノマゴ科のルイラソウ属。繁殖力の高さと外来種から雑草扱われ、現在は駆除対象の植物。草(花)丈1m弱、葉は対生し線形~披針形の長さで「ヤナギ」のような細長い葉脈は紫色を帯び縁には鋸歯をつけている。「花」は葉腋からでた花茎の先につき、漏斗型で先は5裂、淡青紫色である。花期は4月~11月頃までと長い。この花は「芙蓉」と同じく一日花で夕方になるとめしべを残し花がするりと落ち短命である。(2409)
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