2020年7月24日に開幕する東京五輪・パラリンピックのシンボルのメイン会場となる「新国立競技場」(敷地11.3万㎡、延床面積19.4万㎡、建築面積7.2万㎡、地上5階、地下2階、収容人数は8万人)は2016年12月に着工、既に9割が完成し11月末には完成予定となった。「隈研吾氏」のデザインコンセプトは神宮外苑の杜、皇居、新宿御苑と調和するようにと「杜のスタジアム」、「木と緑のスタジアム」。47都道府県から調達した木材(杉の木)をふんだんに使って鉄骨を組み合わせた日本の伝統的な木造建築となっている。特徴は「法隆寺の塔」を参考にした木製の軒庇である。先月報道陣に競技場内部が公開された。楕円形の屋根が競技場を半分ほど覆い、観客席もモザイク掛かった椅子が7割並んでいた。あとはフィールドに芝生敷き詰め、トラックの整備が行われる。外観だけでもこの目で確かめなくてはと訪れた。外周は工事フェンスで囲われている為、上半分で全体像が見えないのが残念であるが既に外観は出来上がり各階には土を使わない木=リサイクルマテリアル「greenbiz」が植えられまさしく杜となっていた。12/21にはオープニングイベント、2020年元旦にサッカー天皇杯決勝戦が行われ、オリンピック本番を迎えるスケジュールとなる。(1908)
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