相模原市南区麻溝にある「相模原麻溝公園」の「グリーンタワー相模原展望塔」前の「子供広場」にさほど大きくはないが「藤棚」がある。この棚には毎年満開となると薄紫と白色のグラデーションとなって今のこの季節を華やかに彩られる。間もなく5月、先週訪れた時、蕾は大きく膨らみ弾けそうであったが未開花であった。しかし今日は「紫藤」がすでに3~4分咲き位となって独特の枝垂れるような房状の花姿を見せ始めた。藤は日本古来の花木で万葉集にも詠われている。藤の花や葉は図案化し家紋、短歌、歌舞伎、画題として使われているこの時期の代表的な花の一つである。香りが強く、たおやかに咲く藤は古来から女性らしさの象徴とされ「歓迎」とか「恋に酔う」、「陶酔」の花言葉を持っている。(2004)




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