相模原市南区下溝に四季の花が絶えない「県立相模原公園」はある。「ハナミズキゲート」から入ると目の前に美しいガラス張りの「サカタのタネ グリーンハウス」の大温室の建物がある。館内には約400種の熱帯植物が咲き競う南国の雰囲気に満ちた大温室である。その入口前は「サンパチェンス」を主として「コリウス」や「スズメウリ」に「ツノナス」が彩っている。このナスはブラジル原産ナス科ナス属、非耐寒性小低木で別名「フォックスフェイス」(キツネの顔)と呼ばれる。草丈は1~1.5m、株元から数本の枝が伸びて葉の付根にユニークな形の黄色の実をつけることから観賞用の「ナス」となっている。茎や葉に棘があり、葉は緑色、ハート型をしている。夏、茎の葉腋に多数の小花を咲かせ。花は星型の青紫色の小さな花弁と、中央にある黄色い雌蕊と雄蕊からできている。果実は最初、緑色をしていますが、熟すと黄色になる。一個だけ黄色味を帯び始めていた。果実の形は表面に艶のある卵形で基部に5つの角状突起がつけている。なんとも珍しい「ナス」との一会であった。(2109)
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昔お花を習っていた頃、先生が花材を持ってきました。
みんな何ですか?と聞きました。
ユーモラスで楽しい不思議な花材でした。
家に持って帰ったら、母が今はこんな花を生けるの?
と不満顔でした。
相模太夫としては初撮りのツノナスでしたが、懐かしんで頂いてアップした甲斐がありました。