相模原市南区下溝に四季の花が絶えない「県立相模原公園」はある。西側クヌギゲートより入った「森の木展望台」の前に広がる「芝生広場」とイベント広場を仕切る様に植栽されている「アメジストセージ」(サルビア・レウカンサ)がまだわずかであるが着々と紫色の花穂をつけ始めている。この「アメジストセージ」は中央アメリカ原産、シソ科、半常緑多年草ハーブに分類される植物である。シルバーグリーンの葉と紫色の花が美しい植物である。葉は細長く緑色で、葉脈が目立つ。紫の花は萼片でフェルトかビロード生地のような質感の部分は花ではなくガクで、花はガクから突き出すようににょっきりと白や淡桃、赤紫の小さ花をつける。あと10日もすればもっと鮮やかな紫色の花穂が風に揺れるように咲く姿を見せてくれそうである。花の少ないこの時季、寒い冬が到来するまで咲き続ける「アメジストセージ」を挑撮してみたい。(2109)
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