相模原市南区下溝にこの時季幾種もの「桜」で彩られている「県立相模原公園」はある。「梅」と「河津桜」が終焉を迎えた今、カンザクラ、オカメザクラ、寒緋桜、タマナワザクラが競演するかのように咲き出している。「クスノキゲート」前の駐車場内の花壇では20本、グリーンハウス前の遊歩道に4、5本の「オカメザクラ」が植栽されている。一週間前は蕾も大きく膨らみ開花が始まっていたが今日はもうほぼ満開域に達している。この桜はイギリスの桜研究家イングラムの名に由来するバラ科サクラ属の落葉小低木で「カンヒザクラ」と「マメザクラ」の交配による桜でちょうど今頃が旬の桜である。近寄ってみると大きくひろげ花びらからは仄かな甘い香りを嗅ぐことができ、吸蜜にやって来た「メジロ」も花を盛んに啄んでいる。この桜が咲き終わるといよいよ桜の女王「ソメイヨシノ」の登場である。桜は2/1からの気温が600度に達すると開花と言われている。今年は暖冬の影響で3/17開花の予想で待ち遠しい限りである。(2402)





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