なあむ

やどかり和尚の考えたこと

大震災105 天災と人災

2011年12月20日 14時10分13秒 | 東日本大震災

「音の風」東京公演は盛会裡に終わりました。

8月には不安げだったコーラス隊も堂々と立派に歌っていました。

最上からの出演者の一人が舞台上で倒れるなど、アクシデントもありましたが、無事でしたので安心しました。

翌日の昨日、帰りに福島に寄ってきました。

曹洞宗福島県宗務所長を訪ねて、ご挨拶と今後の相談に。

その現地に行かないと分からない生の声や情報など、たくさん伺うことができて、ますます「フクシマを何とかしなければ」という思いを強くしました。

まけない!タオルも、「まけないと言っても何にまけないのかなんだよね。今の困難な状況にまけないというのでは納得いかないんだよ。こんな状況に追い込んだ国や東電に対してまけないというのでないと」。

天災と人災の違いが大きく横たわっています。

原発問題は明らかに人災であり、しかもその問題の部分は隠蔽するという体質、それがマスコミまで及んでいるという事実が少しずつ分かってくると、本当に恐ろしくなります。

マスコミが真実を報道せず、情報が統制されているのだとすれば、将軍が死んでしまった国と何ら変わりはありません。泣き真似ではなく、本当に泣いているのは誰なのか、ちゃんと見極める眼を持たなければなりません。

とりあえず「別冊宝島 原発の深い闇 1,2」を読みましょう。


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