なあむ

やどかり和尚の考えたこと

高野山と奈良

2010年09月15日 20時08分14秒 | 宿用院

高野山と奈良の旅は楽しかったです。
初めて訪れた高野山は、あの山の上に4000人が住む町なのだと聞いて驚きました。
その1割がお坊さんで、幼稚園小学校から大学まであり、ほとんどがお寺関係の仕事であることなどを知りました。
まさに、天空の仏教都市といったところでしょうか。
奥の院の弘法大師の御廟は、一種独特の雰囲気がただよい、永平寺の道元禅師の御廟である承陽殿と同じ空気を感じました。
奈良の各寺院は、遷都祭でそれぞれ御開帳などをしており、いい機会でした。
初めて訪れた秋篠寺、法華寺も良かった。
特に法華寺は、悲田院や施薬院などをつくって社会活動を行った光明皇后の寺で、その影響を受けたのが西大寺の叡尊上人で、その影響を受けたのがSVA創始者の有馬実成さんであることから、仏教社会活動の原点とも言える寺でした。
今回そのことが分かっただけでも行った甲斐がありました。
それから、それから、約束していた露の新治師匠とそのお友だちとも会って酒を酌み交わすことができ、満足して帰りました。
奈良はいつ行っても好きな場所です。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿