またまた久しぶりになってしまったが、夕食にチャレンジ。
私の夕食献立は、こだわりのメニューやレシピがあるわけではない。普段ごく当たり前に供されるようなメニューのように飽きが来なくて、簡単に作ることが出来て、食材に偏りがなければいいという程度である。凝った料理や見た目の鮮やかさなどは考慮の外だ。どちらかというと肉より魚が多いと思う。そして出来るだけありあわせの材料で出来るようにしている。ただし煮込み料理や揚げ物は少ないと思う。1時間位、かかっても1時間半以内に出来上がるものをめざしている。また揚げ物や煮込み料理は苦手なので、あまり出てこないと思う。時には挑戦したいとは考えている。
なお、妻の料理に不満があるわけではなく、料理の献立を考える楽しみ、材料を確かめたり買出しをする楽しみ、作る楽しみ、食器を並べる楽しみ、片付ける面白味を、忘れたくないためである。妻から言わせると、「私がボケたときに何も出来ないと困るから少しはなれときなさい」ということになり、私から言わせると学生時代の調理の経験を忘れないためということになる。
さて本日はサーモンのバター焼、温奴、ホウレンソウサラダ、納豆。特にこれといった珍しいものはない。当初は納豆は予定に入っていなかった。納豆の賞味期限が切れかけていることに気付いて、あわてて食べることにした。
材料(2人前)
A.ホウレンソウサラダ
ベーコン2枚、サラダ用ホーレンソウ2把、タマネギ1/2個、胡椒少々、ワインビネガー大さじ2杯、オリーブオイル大さじ1杯。
B.サーモンのバター焼
サーモン2切れ、塩・胡椒少々、バターまたはマーガリン。
C.温奴
木綿豆腐1/2丁、ネギみじん切り1/2本、ミョウガ1個、しょうが少々、かつお節削り少々、醤油少々。
D.納豆
納豆1パック、ネギみじん切り1/2本、醤油少々。
作り方
A.ホウレンソウサラダ
1.ベーコンを幅5ミリから1センチ幅で切って、オリーブオイルを入れたフライパンでカリカリになるまで炒める。
2.サラダ用のホウレンソウは根元を切り落とし、長さ5センチくらいで切る揃えるて、皿に敷く。
3.タマネギは1ミリほどの厚さで輪切りにする。新タマネギであればそのまま。新タマネギでなければ軽く水にさらしてから水をきってホウレンソウの上に並べる。
4.タマネギの上から炒めたベーコンを油を切って散らす。
5.ドレッシングとしてワインビネガーにベーコンを炒めたオリーブオイルを加えて、よくかき混ぜる。
B.サーモンのバター焼
1.サーモンにはあらかじめ塩・胡椒を両面に軽くふっておく。
2.フライパンにバターまたはマーガリンを入れ、1を乗せ焼く。マーガリンを使う場合はバターのときより少し塩を多めにふっておく。
3.焼きあがったあとの油をAの5に大さじ1杯分加える。
C.温奴
1.豆腐(好みで絹漉しでも木綿豆腐でも可)半丁を鍋に入れ水からあたため、お湯が沸騰する直前に火を止める。
2.ネギ、ミョウガ、ショウガをみじん切りにする。
3.削り節は食べる直前に削る。
D.納豆
1.薬味としてネギのみじん切りをかける。
私は豆腐のこだわりは木綿豆腐なので、今回も木綿豆腐とした。奴豆腐にかける薬味も私は多いのが好みだ。野菜サラダとして食べるように多めに作るのが私のこだわり。ネギ、タマネギ、ミョウガ、オクラ、大葉、海苔、ヒジキ、ニンジンの細切り、大根の葉等々なんでも大量にかけるとおいしい。以前に生のナスをみじん切りにしてかけて食べてみたがとてもおいしかった。
ドレッシングには冷蔵庫の片隅にあったワインビネガーが目に付いたので今回使ってみた。特にこれにこだわりがあったわけではないので、食用酢であればかまわないが、ベーコンを炒めた油、サーモンを焼いた油を使ったのであっさりした酢がいいのかと思った。
ドレッシングにサーモンを焼いた後の油を使うのは、生臭くなるのではないか、あるいは味がくどくなるのではないかと心配したが、特にそのようなことはなかった。
納豆まで食するとやはりちょっと量が多かったが、残すわけにはいかないので食べてしまった。
夕方になって、母親が熱を出してしまった。私のつくっている横で、母がたべやすいように妻がタマネギをまるごと使った野菜スープを作った。狭い台所で二人であわただしく食事を作った。
そういうことで、明日の墓参りはまたも延期となった。来週まで延期とするしかないので、急遽叔母二人にも電話入れ。少々あわただしい夕刻となった。