午前中走りにでようとしたら、妻からリクエストの相談。ジョギングコースの途中にある味噌製造会社で「月に1回の味噌やキムチの工場直売会をやっているから、何か購入してみたら?」とのこと。
いつものコースを行って折り返してしばらくしたところにその会社はある。しかし品物を購入した後は歩いて自宅にもどることになる。自宅から折り返し点を過ぎてその工場までは約5.5キロ、その後自宅までは約3キロ。汗をかいた後に荷物を持って歩いて帰ってくると寒さで風をひいてしまわないかとちょっと躊躇したが、「好きなものも買って来ていいよ」の一言と、私も以前から除いてみたいと思っていたこともあり、承諾してしまった。
といっても今さら好きな味噌といわれても特に思い浮かばない。そして味噌の販売価格の相場も知らない。おいしそうだと思ってもそれが安いのか、高いのかの判断も出来ない。そんな状態のまま、お札数枚を持って走り始めた。ここら辺が自分でもよくわからない、私のいい加減さだと思う。
昨晩かなり散ってしまった桜の残りの風情を味わいながら走った。寒いけれど、ゆっくり走っているうちに心地よい汗が出て来た。折り返し点を過ぎ、その味噌製造会社にたどり着くと工場の入口にテントを張って販売している。月に一度そのような催しをしているのはポストに入るチラシで知っていたが、ジョギングコースから約50mほど奥まったところにあるので、実際にやっているところを目にしたのは初めてだ。10人近くの人が訪れていただろうか。
会場の前でウィンドブレーカーを脱いで汗がひくまでしばらく待ってから、敷地に入っていった。社員からは「この寒さでTシャツ一枚を着て、手にはよれよれのウィンドブレーカー、ちょっと怪しい人」と思われたかもしれない。人の眼がかなり恥ずかしかった。
まず、おいしそうなキムチを3種類見つけて、白菜キムチをゲット。次にいよいよ本命の味噌のコーナーに。麹味噌や田楽味噌、辛味味噌などがパックに入っていたので、生の野菜をつけてつまみにするのに良さそうな田楽味噌をゲット。麹味噌と両方試食してみたが、この田楽味噌の方が生の野菜をおいしく食べられそうだった。
次に「江戸甘味噌」が目に付いた。戦後途絶えかけていた味噌だったらしいが、復活したと以前に聞いたことがある。麹の甘さがいいらしい。味噌のバックを買わなかったので、米・大豆・食塩・酒精だけの原材料であることを確認の上、500グラムで500円のパックをゲット。
最後に神奈川県で栽培されている「津久井在来」という品種の大豆を使ったという味噌のいわれを書いたチラシが目に付いた。この品種の大豆はあまり生産されていないらしい。そういうこだわりというのはなかなか惹かれるものがある。ということでこの味噌を500グラム入りの包み600円也のパックをカゴに入れた。
その他酒のつまみになりそうなものもあったが、もう重く感じたので会計をしたら1880円。一番高い味噌で1キロ1800円だったか、これは遠慮した。
妻に言わせると、我が家ではスーパーで500グラム400円くらいの味噌を買っていたとのこと。
案の定、汗をかいた体が冷えてきてちょっと寒く感じたので、できるだけ早く残りの3キロを歩いて帰宅した。家につく頃には再び汗も出て来て、体は冷えてしまうことはなかった。
昼食前に田楽味噌を一匙舐めてみたが、なかなかいい。豆腐に乗せても、そのままでも、野菜につけても、焼味噌にしても良さそうだ。応用が利きそう。塩味はほとんど感じない。味の強く感じる日本酒にも焼酎にも合いそうだ。
江戸甘味噌も「津久井」という名の味噌もまだ、封を開けていない。ちょっと楽しみだ。
そろそろ出かけようと外の様子をみるとさっきより一段と冷えていそうな感じだ。だんだん冷えてくるのだろうか。花冷えという言葉がぴったりの一日だ。
いつものコースを行って折り返してしばらくしたところにその会社はある。しかし品物を購入した後は歩いて自宅にもどることになる。自宅から折り返し点を過ぎてその工場までは約5.5キロ、その後自宅までは約3キロ。汗をかいた後に荷物を持って歩いて帰ってくると寒さで風をひいてしまわないかとちょっと躊躇したが、「好きなものも買って来ていいよ」の一言と、私も以前から除いてみたいと思っていたこともあり、承諾してしまった。
といっても今さら好きな味噌といわれても特に思い浮かばない。そして味噌の販売価格の相場も知らない。おいしそうだと思ってもそれが安いのか、高いのかの判断も出来ない。そんな状態のまま、お札数枚を持って走り始めた。ここら辺が自分でもよくわからない、私のいい加減さだと思う。
昨晩かなり散ってしまった桜の残りの風情を味わいながら走った。寒いけれど、ゆっくり走っているうちに心地よい汗が出て来た。折り返し点を過ぎ、その味噌製造会社にたどり着くと工場の入口にテントを張って販売している。月に一度そのような催しをしているのはポストに入るチラシで知っていたが、ジョギングコースから約50mほど奥まったところにあるので、実際にやっているところを目にしたのは初めてだ。10人近くの人が訪れていただろうか。
会場の前でウィンドブレーカーを脱いで汗がひくまでしばらく待ってから、敷地に入っていった。社員からは「この寒さでTシャツ一枚を着て、手にはよれよれのウィンドブレーカー、ちょっと怪しい人」と思われたかもしれない。人の眼がかなり恥ずかしかった。
まず、おいしそうなキムチを3種類見つけて、白菜キムチをゲット。次にいよいよ本命の味噌のコーナーに。麹味噌や田楽味噌、辛味味噌などがパックに入っていたので、生の野菜をつけてつまみにするのに良さそうな田楽味噌をゲット。麹味噌と両方試食してみたが、この田楽味噌の方が生の野菜をおいしく食べられそうだった。
次に「江戸甘味噌」が目に付いた。戦後途絶えかけていた味噌だったらしいが、復活したと以前に聞いたことがある。麹の甘さがいいらしい。味噌のバックを買わなかったので、米・大豆・食塩・酒精だけの原材料であることを確認の上、500グラムで500円のパックをゲット。
最後に神奈川県で栽培されている「津久井在来」という品種の大豆を使ったという味噌のいわれを書いたチラシが目に付いた。この品種の大豆はあまり生産されていないらしい。そういうこだわりというのはなかなか惹かれるものがある。ということでこの味噌を500グラム入りの包み600円也のパックをカゴに入れた。
その他酒のつまみになりそうなものもあったが、もう重く感じたので会計をしたら1880円。一番高い味噌で1キロ1800円だったか、これは遠慮した。
妻に言わせると、我が家ではスーパーで500グラム400円くらいの味噌を買っていたとのこと。
案の定、汗をかいた体が冷えてきてちょっと寒く感じたので、できるだけ早く残りの3キロを歩いて帰宅した。家につく頃には再び汗も出て来て、体は冷えてしまうことはなかった。
昼食前に田楽味噌を一匙舐めてみたが、なかなかいい。豆腐に乗せても、そのままでも、野菜につけても、焼味噌にしても良さそうだ。応用が利きそう。塩味はほとんど感じない。味の強く感じる日本酒にも焼酎にも合いそうだ。
江戸甘味噌も「津久井」という名の味噌もまだ、封を開けていない。ちょっと楽しみだ。
そろそろ出かけようと外の様子をみるとさっきより一段と冷えていそうな感じだ。だんだん冷えてくるのだろうか。花冷えという言葉がぴったりの一日だ。