Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

神戸初日

2013年03月03日 21時41分55秒 | 山行・旅行・散策
 本日は早朝に新横浜をあわただしく出発して新神戸へ。午前中は神戸市役所付近から旧居留地を歩き神戸市立博物館へたどり着いた。残念なことに「中国王朝の至宝」展ということですでに東博で観た展示で観覧は断念。通常展は開催していなかった。
 新神戸に戻り、12時発のバスで初めて有馬温泉を訪れた。新神戸から直通で40分未満といいところにある。日帰り入浴の後、15時過ぎまで温泉街を散策。コロッケ一枚100円、高いがおいしかった。一合のお酒が手に入らなかったのは寂しかった。お昼過ぎは人出は少なかったが15時頃には狭い道から人が道にあふれ、車も渋滞。人気の高さをうかがわせた。若い人が多く、チョットびっくり。外国人観光客も多数。
 16時前に新神戸に再び戻り、北野周辺の異人館をいくつか見て回った。プラトン装飾美術館、坂の上の異人館、うろこの家、香りの家異人館、デンマーク館、風見鶏の家、萌黄の家、北野町広場を経て、北野坂、東門街、生田神社という若い女性好みのコースを歩いた。若いカップルや若い女性グループが大勢散策しており、何となく場違いな還暦夫婦であった。
 横浜の山手の西洋館を巡る道から港の見える丘公園、元町界隈よりも人出もあり、喫茶店、明るい小物売りの商店やケーキ店、小洒落た飲食店が多く並び、活気があった。横浜より極めて狭い道は車も入れぬ程で、しかも急坂に西洋館がひしめいていて、親近感のある街並みである。大木に囲まれて緑も多い。西洋館のひとつひとつの全景は木々に囲まれ、板塀が邪魔をし見にくい反面、落ち着きある雰囲気だ。どこか気持ちが落ちつく。横浜の山手界隈との比較も楽しい。狭い範囲に固まっている神戸の方が若い人には人気なのかもしれない。
 それでも、最近は人出が減っていると店の人のボヤキも。街路樹の夜のライトアップも行っているが、夜は人通りがなくなってしまうらしい。

 明日は私の目的、六甲山縦走の予定。