Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

俳句誌6月号投稿句

2013年03月23日 23時49分47秒 | 俳句・短歌・詩等関連
 俳句誌6月号投句
★透き通る輸液の管や春寒し
★春の雪いつかは朽ちていく鉄路
★枝垂れ梅放物線の先に川
★一輪を空に捧げて梅古木
★梅の花二時間したら咲くつもり
★紅梅や通奏低音ながながと
★仕舞屋に赤子の泣けり梅日和
★春光をつらぬく一羽峠道
★梅一輪衣一枚脱いでみる
★独りっ子けんけんぱっと桜咲く


次の6句はもう一度再考しようと思う。季語を動かしてみてもいいかもしれない。
☆春の雨墓誌の一行濡れており
☆梅が香や昴のひかり妖艶に
☆透明な樹液のながれ梅若木
☆雪解雫我が心拍と重なりぬ
☆卒業式元素の数も少し増え
☆断層の死活の議論辛夷咲く